ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

my life

Awake

目指す先の見えない夜の中で、 とおく、とおくを見つめてみる。 遠近感すら失われた世界に 輝くのは、ひかり。 滲むようにまぁるく視界に描かれるいくつものひかり。 いくど目を閉じても あやふやであいまいなひかりは 瞬きを繰り返し けれど消えずにそこに…

Here and Now

満足はしない。 だけど否定もしない。 曖昧なバランスを保ちながら、 丸ばかりでない答案を、 丁寧に折りたたんで自分の荷物にしまう。 どこへ辿り着くかは問題じゃない。 何を大事に歩き出すかを、 まずは考える。 とりあえずは今生きている自分。 ここまで…

歩兵

まずはとりあえず盲目に走ってみる。 という手がある。 どこにいても不安。 何をしていても不安。 だったらとりあえず、 怪我をしてみるのが手っ取り早い、 といえないこともない。 派手に転んだ自分に深く頷いて、 そうして踏み出す一歩は、 きっと、 昨日…

I want.

短くなった一日は夜の準備を始める。 台所の電気がついて、なべのふたがぐつぐついう。 笑顔で今日を思い返して、そして明日の夢を見始める。 仕事に出ているおとうさんだけが、終わる気配のない日常にため息をつく。 一人取り残されて、彼女はブランコを揺…

ぬくもり

息の白さと 月の明るさと 星の確かさと 静寂 凍えそうな手を握って、 一緒に逃げようか と少し笑う。 逃げたくないけど、 一緒にいて。 逃げなくていいから、 一緒にいて。 *はくすお礼 Nov.22.09-Mar.05.14*

As blue as the sky is

神様は間違えたりしない。 だからあなたは、そのままでいい。 *はくすお礼 May.05.09-Mar.05.14*

Standing Ground

I can't は、そんなに悪い言葉じゃない。 握り締めたその手を少し緩めることは そんなに恥ずかしいことじゃない。 Don't run away は、そんなに呪縛的な言葉じゃない。 壁に弾けて、逆方向に走り続けることは それだけで十分な価値があるはずだ。 Be honest …

プラス

誰かとひとつになれないのは、 それはちっともさみしいことじゃない。 1+1は2なんでしょ。 増えるから意味があるんでしょ。 ひとりじゃなれないものになろう。 ふたりだからできることをしよう。 *はくすお礼 Dec.27.09-Mar.05.14*

this square moment

Music: Rain - Patty Griffin ← もし今日じゃなければ明日明日の太陽が上がるころ雨上がりの空に白い雲を見つけてそして詰め込まれた息の出口を見つけるもし今日じゃなければ明日----枕を抱きしめてそして夢を見ない夜が明日の朝になれば当たり前のように明…

Without a blink

Music: 519 - Matt Wertz ←ここが勝負所。 ということが目に見えて分かっていれば、私は私たちは、意外と粘り強く戦えるはずなんだ。 当てもなく歩き回るには広すぎる未来が現実を見ろよと指を突きつけてくるから、私たちは中途半端に見た夢を朝陽の元に手放…

胸がコトコト音を立てる今日も口は何も言わない 胸がザワザワ音を立てる今日も言葉は音を成さない 胸がチクチク音を立てる今日も涙は零れ落ちない 胸がカサカサ音を立てる今日も想いは形にならない 空気を揺らさない音だけが酷く煩くがなり立てて伝わらない…

瞬間

寒風に向かって突然純粋に笑ってみたりする 私はまだ凍っていない。 凍ったりしない。 *Dec.28.08**はくすお礼 Dec.08-Dec.09*

始動

驚くほど暖かい冬の朝の光に私は息を吸ってそれから息を吐く ひょっとしたら 熱すぎるコーヒーカップの取っ手に絡ませた指湯気を顎に当ててにおいをかぐ もしかしたら 掬いきれない半熟の目玉焼きフォークとナイフをカタカタさせるその向こうで刻まれる秒針…

2008

鼻をくすぐったたくさんの匂い 耳におとずれたたくさんの音 睫をぬらしたたくさんの涙と唇からこぼれたたくさんの幸せ*Dec.28.2008**はくすお礼 Dec.08-Dec.09*

覚醒

忘れられないにおいで思い出したりする過去のもろもろわたしたちは私たちはこんなにも遠くまで来た 逃げ出したり隠れたり閉じこもったりしてもそれも生きていることの一部で私たちらしく生きていくことの一部でそうやって私たちはこんなところまでやってきた…

無題

交わした目で少しだけ笑う名前も知らない誰かがくれる優しさを返す 暖かい世界を作り出すのなら少しだけ笑うちょっとだけ笑う それだけで嬉しくなれる優しさで今日も泣かずに生きていく がんばっているふんばっているこんな自分できっといい *2008**はくすお…

自由

月の光に照らされて浮かび上がる明日の憂鬱眠りにつこうとあせりながら夢はなかなか安らぎを提供しない もう諦めてしまったらどうだろう?明日は明日にならないと来ないのだし、無理に夢を見ることもない。今ならまだ誰もいない町を思うように走り抜けること…

本能

もう考えるのはやめた 有り余る数々の上手くいかない毎日に素直になる 淋しいなら泣こう辛いなら俯こう嫌なら駄々をこねて悲しいなら空を見上げる そうして本能で笑う それだけで毎日の交交はひかりだすそんな生き方もいい *2008**はくすお礼 Aug-Dec.09*

にちよう

ゆうがた前のにちようの午後いつもとちがう道でいえに帰るてきどに晴れたそらの下をかぜがちょっとあそんでいくいつもとちがうしらないだれかのにちじょうを覗いていくそんなささやかな幸福 *Aug.23.08*

マジナイ

難しくないよ大丈夫こわくない まだできることがたくさんあるたくさんある 大丈夫 *Aug.23.08 はくすお礼*

Endline Isn't. The Bottom Line. Is.

Friday.Making friends going somehow horribly wrong.Learning a whole new level of definition in friends.: wet, salty, and kind of a finality.Taking you far. too far. too far. too far.Saturday.Working the late shift.Working later in the even…

曇り空の下に篭りきった憂鬱が 行き場をなくしてアイスコーヒーの結露に変わる 雫がナプキンを湿らせて 白い一枚の紙は軟弱になる 思い出したように空気がそよぐ 変化を肌で感じる ただそれだけで 違う瞬間の訪れに 私たちは期待をする 希望を抱く 負けるな …

伝言

目を瞑らないで 夢を見る方法を 探しています。 振り返らずに 家路を忘れない方法を 募集しています。 雨の中に おてんきを見つける方法を 模索しています。 涙の中に 笑顔の種を植える方法も 知っていたら 教えてください。 *2008 はくすお礼画面* パチパチ…

祷り

祈るような灰色の空の下で 今日も雨は冷たい 明日はある 明日は来る ざわざわと走る風の下で 今日も夜は暗い 明日はある 明日は来る 音もなく深く吸い込んだ息の下で 今日も胸は痛い 明日はある 明日は来る 泣かずに閉じたまぶたの下で 今日も夢は暖かい 明…

s n o w

12月6日。 2008年。 土曜日。 夜9時。 NY。 マンハッタン行きの電車。 寂しくない程度の体温を乗せて走る。 座ろうと思えばいくらでも座れる。 泣こうと思えばいくらでも泣ける。 だけれど私はドアに寄りかかって目を閉じる。 このままでいいのだと思いたい…

at war

Hang in there. Don't let them win. Don't you stop smiling. Keep smiling. I dare you. keep smiling. I dare you. パチパチする。 *風邪は引いてるけど、元気です。* *ほんとに。* *最近ね、何が大事か、分かるようになった気がする。* *それはきっと、…

Sunrise: Rightness in the Dark

晴れ続ける空を見ながら もう昨日の自分には戻れないのだと気付く 間違いにまみれ尽くした自分 もう二度と前のようにはなれない どれだけの間違いを犯しても正しさには程遠く そして同時にこれ以上近くなりようもない 私はこれからも間違い続けて 正しさを求…

Awake

右目の下まぶたが何故だか腫れてしまって痛い。 珍しくメガネで一日を過ごしてみる。 そういえばコンタクトを買いに行かなくては。 ふと何もかもを見失ってみたくて 帰り道に眼鏡を外してT-シャツに掛けてみた。 見えている。 けれど何も分からない。 水たま…

Stillness

ケータイ画面に残された言葉 てのひらサイズの機械を 胸に抱きしめて I curled up in the blanket 私が頼めば 彼は何度でも言ってくれるはずだ。 まっくらな部屋のすみ 誰にも迷惑をかけずに息をしている。 全ての人間から 私という存在を忘れられる瞬間が …

追憶 ~ヒロシマ~

手をつなぐ つたわってくる暖かさを 感じることができる? 生きているんだよ あたし達は 生きているから暖かい あたり前のことなのに いつの間に 忘れてしまっていたんだろう 抱きしめられて安心すること 聞こえてくる鼓動が 語りかけてくる 生きているんだ…