ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

今日の日をいつか思い出せ未来の僕ら

Music: アスノヨゾラ哨戒班 - ゆある

 

去年一年は
どう考えても忙しくて大変だった一昨年と比べても
つらくて、激しく劇的に苦しくて
その環境がどうにかなってほしくて
できることとか
自分が変われることとか
あれこれ考えたのだけど
結局どれも効力がなかったり
心が伴わなかったり
気持ちが単純に続かなかったりで
何も決定打にはならず
何も大きくは変わらないで
そのくせ日々の少しずつの上がったり下がったりはちゃんとあって
そういった小さな上昇を最大限に拾う技術に関しては一流の私は
そのささやかな喜びで期待して夢を見て
どこにも具体的に行くことなく
結局は全く何も変わっていない場所で
一年を終えた。

なんだったんだ。

何の成長もない一年だった。
恥ずかしいという気持ちがずっと付きまとっていたように思う。
語れる言葉を持たなかったし
見せたい情景を持たなかった。
エントリを書こうという気にもならず
写真を投稿する頻度も極端に減った。
音楽も聴かなくなった。
本も漫画も読んでない。
動画もどんどん見るものが短い時間のものになって
最近は一つのコンテンツをクリックして
途中で投げ出さず最後まで見たり読んだり聞いたりすることもできなくなりつつある。

飽きているんだ。

どこかへ行きたい。

----

自分の置かれている状況に名前を付けることは
それなりに勇気のいることで
もう20年くらいも経つのにいまだにそうだったんだと認められない、
事故みたいな状況を胸にいくつか抱えている身としては
お前が愚痴ってるそれはパワハラだよ、録音したほうがいいよ
と言われた時のおどろきは
強かったというより
どっちかっていうとスローモーションみたいでゆっくりしていて重かった

だってパワハラっていうかさ。
変な特殊な人だなと思って。
極端に仕事ができないのに許されているおかしな人。
つまりは俺は仕事ができない!と大声でフロアのみんなに聞こえる声でアピールしているに違いないのに
本人はまったく気にしてないみたいだし、それが当然みたいな顔をしてるし
みんなもなんかおかしいなと思いながら、お前もっとちゃんと仕事しろよとは言わない
なんか不思議な感じだった。

でもそういう名前の状況なの、これ?

年末に、隣の席の子がついに崩れ落ちるように限界を迎えて
チーム戦で窓口や上司に話を入れたりしたけれど
心も頭も混乱の極致で
結局あれがなんだったのかとか
自分がほんとはどうするべきだったのかとか
これだけ純粋な困惑を人に振りかけておきながら未だに本人は何も知らされずふつーに過ごしてることとか
いまだにどう解釈したらいいのかよくわからん

これだけ自分の中で激動があったんだけど
それなりに大きなドラマだったんだけど
しかし現実にはその人はまだ自分のお向かいに座っているし
わたしも仕事に行っているし
なんだったんだまじで

----

年始に久しぶりにCJとMimiちゃんにあった

会うたびに悲しいという気持ちで胸がいっぱいになるのをどうにかしたい。

親友だ!と思っていたころはわかりやすくて単純で
聞いてくれるから
言えなかったことを伝えたし
何一つ順序だてて説明は確かにできてなかったし
できてなかったんだけど
伝わってるように思ってたんだよねぇ

伝わってなかった
ということより
記憶にないんだ
ということのほうがどっちかっていうとどうしようもないなって思う
わすれられちゃったのなら
しょうがないね

改めて思い出してほしいわけじゃないし
もう二度とだれにもくりかえしては言えないようなことを
がんばってことばにしたつもりだったんだけど

伝わっていなかったのか
単純にそれだけもう昔のことなのか
CJもMimiもわるくないんだけど
でもまぁもういいや
うん

なにかがあった、ということを知っているのは
もうこの世界のなかでわたししかいないわけだから
なにもなかったでいいと思うんだ

そうおもってもう20年にもなってしまうのではないだろうか

毎日
なにかはあったよね
と寝る前にかくにんする
それは一瞬のことのようにも思うけど
本当はもっと長い時間なのではないかって最近思う
たいていは漠然としていて
具体的な状況を思い返すわけでもないんだけど
ただ感覚だけを思い出して
そうだね
なにかがあったね
と思って
思いながら
自分が眠るのを待つ

ありがたいことに不眠とかになるわけでもないので
翌朝もふつうに起きて会社に行く

----

やるべきことはたくさん思いつくんだけど
まずは仕事を変えるということで手を打とうと思っている

お向かいの不思議くんに確かに混乱させられてはいるが
純粋に
自分が成長している!と思える業務ができていないし
簡単に言えばテンションが上がらない(笑)
お仕事ってもっと楽しかったと思うんだよね…

若かりし頃には次の仕事が決まっているわけでもないのに、辞めます!
と宣言して
気持ちを切り替えてから次のことを考えたりしたけれど
年を取ったからか
周りの人がそう言うからか
今の仕事をしながら次の職場を探している

これがつらい
想像以上に自分がわからなくなる

結局何をしたかったのかとか
そもそも動き出したい原動力が
目的地が魅力的だからなのか
現在地から離れる必要があるからなのか
どう見せるかにも気を付けないといけないし
そうしているうちに実際のところどうだったかもわからなくなって
なにをしようとしていたのかを忘れる

とりあえず今日は古巣に応募してみた。
近しくお仕事ご一緒してたのは10年くらいも前だったりする方も
快く相談に乗ってくださったりして
やっぱりいいところで育てていただいたなぁと思う。
といいつつ応募したポジションがほんとにやりたいことなのかとか
長い目で見て意義のあることなのかとか
すぐまた考え出したりしてしまって
こまったなぁ

でもどこかにはいかなくてはいけない
仮にここにいたのだとしても
何らかの形で違う場所を開拓しなくてはいけない

要は今のままではいけないということなんだけど

夢を見ている
もう少しだけ体が楽になるとか
気持ちが落ち着くとか
心が晴れやかになったり
明日が楽しみになったり
笑いたくなったり
だれかと会いたくなったりする
そんな日を
自分には作る力があると
信じられるのは今はそれくらいなので
まずは動くことだけを
どこかへは行こう

----

最後の日常エントリが2021年の末日で
行ける所へ行こう。
と書いている。

そうだ。
そうしよう。

今のわたしだけじゃなくて
ここで苦しいって言ってる私だけじゃなくて
ここに来るまでのありとあらゆる場面での
強かったり弱かったりしたいろんなわたしを連れていく。

なんとかなる。