私の通ったESLは University of California, Irvineという大学にありました。
IrvineはLosAngelsを1時間半くらい南にいったところにある、とにかく安全でたまらない町です。
アメリカの大学にはQuarter制とSemester制があります。Quarterは一年を秋冬夏春の4つに分けますが、Semesterは秋春夏の3つです。
UCIはQuarterSystemで、新入生は学期ごとの初めに行われるPlacementTestを受け、その結果でそれぞれ入るクラスが決まります。
IrvineのESLは7つのレベルにクラス分けされています。普通の感覚で行くと1が一番よさそうですが、ここは逆で7が一番上です。
ただし、学期初めの1週間くらいは、Adjustmentの時期で、先生がもっと上のレベルにいけると判断すれば、クラスが上がることもありますし、
自分でこれはちょっと、と思ったら自己申告でレベルを下げることもできます。
クラスは一クラス大体15人前後です。やはりAsianが多く、私のときはKoreanとJapaneseが圧倒的に多かったです。
授業はReading/WritingのクラスとListening/Speakingのクラスがすべてのレベルに共通していて、レベル5以上になるとGrammerは選択になります。
選択肢はいくつかあって、学期によってOfferされるものは違いますが AmericanGovernment、AmericanFilm、Pronunciationなどなどいろいろです(適当でゴメン)。
Reading/Writingのクラスでは物語やある種のEssayを読んで、それについてReactionPaper(感想文というよりは同じTopicについての自分の意見)を書いたり、
自分で創作小説を書いてみる、なんてこともやりました。
基本的には、大学進学を前提にしてあって、Reportの書き方や、Quotationの仕方をはじめとしたPaperの書き方を勉強します。
Listening/Speakingのクラスは先生やレベルによってやることがまったく違うのですが、大抵はSpeakingが主で、
ペアになって与えられたTopicについて話したり、GroupでResearch→Presentationを行うことがあります。
私のクラスではHotSeatというゲームがあって、クラスの前にいすを出して、そこに『今日のTarget』が日替わりで座り、
Classmate一人ずつから一つずつ、何でもいいから質問を受ける、というのがありました。
彼女のこととか、突っ込んだことを聞いたりすると、これが盛り上がって楽しかったです。
クラスでPartyをしたり、誰かの家に遊びに行ったりと、とても楽しい時期ですが、人によっては日本人がいすぎて、英語の勉強にならん! という人もいるようです。
私の場合は、クラスに幸運なことに日本人が2人しかいなかったのと、とてもいいKoreanのClassmateに恵まれたのとで、
アメリカにいるのに日本語、という現象はあまり起こりませんでした。
ただし、ESLで教わる英語は日本語でいう「です・ます調」に相当する節があるように思います。
映画やTVドラマなどで話される言葉、SlangなどはやはりAmericanとHangOutしてこそ身につくものという感じがします。
ただ、まずはじめにまともな英語かどうかははともかくとして、英語を喋るということが自然になることが第一歩だと思うので、
Americanだと緊張してしまうかもしれないけど、お互いつたない言葉同士なら、
わけのわからないGrammerでもとりあえず喋ってみよう、というのは簡単にできるのかもしれません。
Officeなどにいくと、ConversationPartnerを大学内のNativeSpeakerから紹介してくれることもあります。
私はとてもいいPartnerにあたって、ESL時代にも何人かAmericanの友達を作ることができました。両方同時進行で行くのがよいのではないかなと、個人的には思います。