ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Well, it must be a sign.

Music: Sign - Mr.Children

久しぶりに泣きながら起きた。
夢に感動してしまった(笑)。

----

映画撮影の手伝いをしていたようで、プロダクションアシスタントか何かだったと思われる。何の映画だったのかは思い出せないけど、スポーツだったのかな、勝敗のある話だった。

若いころのKart Russellみたいな人が役者さんにいて、物語のクライマックスで(多分よくある最後の大きな試合の前、か後?)コーチ(かそれに類するポジションの誰か)に感動的なスピーチをされる。Kartさん(仮)の付き人みたいな感じだったのかなぁ、かなり近くで仕事をしていて、悪い関係ではなかったけどかなりピリピリ緊張しながら仕事していた感じだった。この人に認められたい、という気持ちがあったと思う。

撮影が終わってもう解散だねー、となり空港に行ったら、私が現実世界でこの夏お仕事を一緒にしたお客さんが何人か飛行機を待っていた。またねー、またねー、と言いながら挨拶をする。夢の中で仕事上の相方だった男の子が、あ、あの人とまた次一緒に仕事しますよ、どんな人ですか?と、現実世界で私のドイツの窓口だった方を指さしたので、「いい人だよ。優しくはないけど、でもいいひと」と言った。よく考えると失礼な言い方だけど、仲良しこよし人ではないけど、ご一緒していて気持ちのいい方だった、ということが言いたかった。

いよいよお別れということでKart Russell(仮)と会話。今まで完全にお仕事だけだったのに、それを通じていい関係性が築けている典型的なストーリー。最後に、すごいまっすぐに私の目を見て、作品の中で彼がコーチ(らしき人)に言われるスピーチを私に向かって繰り返してくれる。

Look how far we've come. I'm so damn proud of you.

嬉しくて感極まって、ありがとうありがとうと言いながら目が醒めた。

----

明日から新しい職場に行く。

----

2週間前に引っ越してから、1週間くらいは旅行などしてたし、実質的には1週間しか真の意味ではのんびりしてないはずなのだけど、正直誰とも出会わないし、ここでのリズム感もまだわからないし、何も始まっていない状況に飽きが来ている。一方で、仕事が始まってしまうとこうも自由気ままにはいられないし、それも嫌で、わがままな気持ちを抱えている。

必要に思われるおうちのアイテムが多く、とにかく散財し倒した。仕事が始まる前に何とかすべてをすっきり片づけたくて整頓アイテムの数々。あとは冷蔵庫/冷凍庫をおなか一杯にするために奔走。スーパーを探し出すのに3日くらいかかったぞ(笑)。とは言いつつ仕事が始まってみないと、日常の想像はつかないし計画も立てられないから、まぁそういう場所があるんだな、ということを把握した感じかな。実際に今まで発見した場所が今後も通う場所になるのかがわからない。職場がおうちからかなり近いのだけど、近すぎて間に何もないというありがちな弊害。

時間があるうちに、ゲームで新しいことを始めたりしてみた。新しいマウスを買い、新しいPCを買って、机も椅子も導入したし、いよいよ(ようやく)ちゃんと本腰を入れている感じ。とは言いつつ今後、現実世界でも交流を増やして、新しいこの地で生活をちゃんと根を張ってしていきたいし、結局は自分の日常が見えてこないと、何にどれくらい時間を取られて、ほかの時間をどう使えるのか、何とも言えないなぁと感じる。自分はこれから何をどれだけやりたいのか。どうやって楽しみながら生きていきたいのか。私の場合はそのすべての中心に仕事がある。人生で一番時間をかけるのが仕事だなぁ。学校で過ごした時間も、すでに凌駕しているのかなぁ? その時間を残念に思わないような過ごし方を、新しい職場でもできたい。

----

この夏はいろいろ熱すぎて、いまだにあれをどうやって過去の一つの経験として片づけることができるのか、やっぱり見当もつかない。これから先に出会う事象のすべての比較対象にあの経験を引き合いに出してしまうのではないかという気がする。でもそうではなくて、きちんと分解して食べて消化して、自分のものにしてこれから得られる経験値とも混ぜ合わせていけるようにしたくて。

今朝の夢は、何かの思し召しだったのかな、と思う。次に進んでいいんだよっていう。なんの結論が出ていなくても、このまままた走り始めても、自分が頑張ったことも、この夏が素晴らしい経験だったということも、変わることはない。

今すぐにでなくてもいつかそうできる日が来る。そんな日を迎えに行く。そういう前向きな気持ちになれた夢だった。

明日からは引き続き武田先生の言葉を念頭に置いて、できるだけ白に近い気持ちでなんでも素直に受け入れる努力をしたい。

君たちの何もここで終わらない。
これからも何だってできる。

これからも何だってやろう。