セナの死に寄せて

時が経っても、また死の時も、私たちがアイルトンから切り離されることはないでしょう。
彼の一部はわたしたちひとりひとりの中にあります。
彼の決断、勝利に対する意志、彼の勇気はいつまでも私たちの上に残るでしょう。
ここ数日、私は愛と尊敬の表示をかつて経験したことがないほど見て参りました。
ひとりの英雄が世を去りました。
しかし、ここにひとつの民族が生まれたのです。

　ヴィヴィアンヌ・セナ　（セナの姉。葬儀の際の送辞より）

KPEの課題でthe greatest athletesというTopicでPaperを書かなくてはいけなくて、誰にしようかいろいろ考えたんだけど、会ったこともない誰かの死に泣いていた母が印象的だったので、アイルトン・セナにすることにした。アメリカという国で、しかも偏見入ってるあの先生のClassで、彼をGreatestにするのは結構点数的にいいのはいただけないような気がするけど、でも自分で選ぶGreatestなのだから、これは譲れない。私はアイルトンを知らないし、どういう風にGreatなのかなんてロクに説明できないけれど、Researchしているときにこの文を見て、アイルトンにしよう、と決めた。最後の一文が、あまりにも衝撃的で。神の名にでもなく、信仰のもとにでもなく、ただのスピード競争で一つの民族を生み出した男を、私は知らないけれど、だからこそまだ生き続ける彼の残したものに、感銘を受ける。クラスで、スポーツは戦いがなければ成立しないのだとならった。けれどそのスポーツで繋がれていく人は、戦っている人たちよりも、もっときっと、ずっと多いんだろう。

Andyのイベントで、本人に何かを手渡したりすることは可能だろうか。直接じゃなくても良いんだけど・・・せっかく行くので、いつもお世話になっているサイトさんとかから、日本に来てよメッセージとかを募って見たい気もするのだけど・・・セナの死に寄せて