ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

見えないものは何もないって

Music: Hatenai Sora - Arashi

中国にいた間に過ぎ去ってしまった休日の代わりということで、
本日はおしごとをお休みしました。

英語の勉強をしようと思い立ったので、
最近見つけたカフェのいっぱいある建物へ出かけようと、
ちょっと意味もなくおしゃれをして、休日は滅多にしないマスカラもつけてみたりして、
さぁ行こう、
としたところで、フェデックスがやってきました。

----

中国入りしてから9日間、
11月9日のオープンにむけて、
うちの会社のスタッフ、
一緒にがんばってくださっているイベント会社のみなさん、
それから現地の通訳さんたち、
30人くらいがホテルのあちこちを駆けずりまわって、がんばってきました。

初めての本格営業日だった9日は、
想定外の出来事に走らされて汗だくになりながら、
みんなが目の前のことに夢中で、
だけれど同じ何かひとつの大きなことに向かって走っている感覚が確かにそこにあって、
私は、言葉の分からない中国という国にあって、NYを離れて初めて、
懐かしんでいたもののなんたるかを知った気がしました。

気付けばあっという間に夜の11時でした。
いつもどおり終礼をやるよといわれて、いつもの大広間に向かうと、
プロジェクトマネージャーの研究員の先生が、
初日、おつかれさまでした、今日の反省を生かして、明日もがんばりましょう、
と言って、
5つ、確認したいことがあります。
と続けた。

3つ目で、大広間の電気が全部消えて、怒号が飛び交ったと思ったら、
日本人のスタッフと、中国人のスタッフと一緒に、
2つのケーキが壁の裏から出てきた。

ろうそくでゆらゆら照らされたあの空間は、とても綺麗で信じられて、なにか大切なにおいがした。

ビックリしすぎて、願い事を考える暇がなかったけど、
ちゃんと26本、全部消しました。

----

フェデックスを送ってくるような人を私は一人しか思いつかなくて、
税関で一度開けられてしまっていたその封筒の口を、
アメリカらしく、勢いよく引きちぎって開けました。

やっぱりカードとDVDが一枚ずつ出てきて、
私が考えたのは、
なんでマスカラ付けた日に限ってMimiちゃんはこんなのを送ってくるのだろう、
ということでした。

After. Lifeという、
私がまるで関わっていないその映画は、
私の人生の揺るぎない標石となった映画で、
どのシーンを見ても、
どの小道具を見ても、
私はそれが存在している理由に、Mimiちゃんだけを見るのだと思います。

一時のゴールで、今思い返して通過点だったあの頃が凝縮された、たった一枚のディスク。

I will always be rooting for you to make more of those films.
Don't you ever give in.
ありがとう。
すてきな26歳にします。

----

時間を上手に使える人間になります。
忙しいを言い訳にしない。
衣食住のちゃんとできる人間になります。
手を抜くのなら、きちんと決めてそうしようと思う。
日本を言い訳にしない人間になります。
どこにいても、変わらない幸せ基準値を持てる26歳になる。

がんばる。
それは、私がしている選択です。
これからも、その選択肢を選び続ける。
応援してください。ぺこり。

おめでとう。がんばれ! ぱちぱち。