Music: In This Moment - David Archuleta ←
衝撃の事実は、昨年、2010年の12月が、このブログに刻まれなかったことです。
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2010年12月の27日は、行動範囲が50歩以内でした。
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それが、エセでなく、飾らなくあることのできる自分の精一杯であったことは、
ある意味誇りです。
50歩以上歩くことはできんかった。
お休みはじっくり休みたかった。
とりあえず、去年私はがんばったよ。
年末に味わった到達感と満足感と幸福感といったらありませんでした。
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今年初めて酔っ払った勢いでものを言うよ! ちょっと早いけどね! 4日だし、まだ。
だけど、だけれど、
なぜなら、
大抵の事柄は酒が真実を暴くからです。
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今日、カラオケに行ったのね。
私が恋をしている既婚のMさんと、スーパーなNさんと、
私の課をお母さんのように統括しているKさんと4人で行きました。
私が歌うより先にMさんは洋楽をチョイスし、
Na-na-naとかMa-ma-maとかLa-la-laとか、言葉にならないノリで歌いきり、
Nさんは私が歌うより先に、嵐をチョイスし、涙をチョロリし、
俺はやっぱり最初の折り紙が良かったと思う!
といいながら、
「海よ~俺の海よ~」と歌った。
Kさんは、すべてを前払いしながら、孫ほども歳の離れた私たちの歌を、
手拍子を打ちながら、楽しそうに聴いて下さった。
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正月に、好きではない伯父と一緒に住んでいる父方の祖母に会いに行った。
私はこのおばあちゃんが好きだ、と思いながら、
この伯父は耐えられない、
と思って、しんどかった。
そして、
どうやって祖母に会いにいけばいいのか分からず途方に暮れている。
今なら、恥ずかしがらずに聞けそうな、戦争の話を心に刻める気がする。
時間は、無限にあるわけじゃないんだよ。
今じゃなければ、91の彼女は、いついなくなってもおかしくない。
そして彼女はそれを知っているような会話の運び方をする。
1年半勤めて、がんばって、それで満足したつもりでいた私。
経験というものが素晴らしいのは、
何をも否定せずに、ただその優越を輝かせるからなのだと思う。
あれには適わないし、
適うはずがないし、
挑む理由が分からない。
嫁いで70年、携わったこともない職業に触れて、
がんばり続けた彼女の素朴な言葉に触れてみたい。
がんばったと思うの。
と言ったおばあちゃんのことば。
泣かないようにがんばったけれど、
あの時泣いてしまっても、正当化できる言い訳が、私にはたくさんあったと思うんだよね。
1年半ていうのは、91年のなかで、どれくらいのがんばりように匹敵するのだろう?
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年始まりの会合のお酒の席で、
仲がいいあまり、意味もなく相撲をとり始めるMさんとNさんを、
「あれはホモです」と、あっさり説明したCさんを、私はかっこいいと思ったし、
きっとそうなんだろうな、と思った。
性癖の問題を取り立てなければ、MさんとNさんが愛し合っているのは一目瞭然だし、
その愛情の交換によって、私の課が楽しくなっているのは間違いないし、
だから私は、いま、この場所を動きたくないと思う。
真剣に思う。
楽しいのです、この職場。
私の行っている日常業務が、自分のやりたいことなのかと聞かれたら、
それは違うかもしれない。
だけど、
ここが自分のいたい場所なのだと胸を張って世界のどんなド真ん中でも叫べるし、
ここが自分の幸せが生まれてくる場所なのだと指を差して、
その指が震えない自信がある。
私は幸せだ。
Yeah, try and say that, it's not as easy as you think it would be.
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何をすれば立派なのかが分からない世の中に私たちはいて、
そして立派でなくとも何かしらになりたくて、私たちはこの世の中にいる。
そんな難しい1年が、また始まっていくわけで。
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今年の大きな目標
不動であること。
今、自分ができる仕事に自信を持つこと。慌てないこと。騒がないこと。
落ち着いて相談できること。
焦らないこと。根を張る。ここに居座ることとは違う意味の、居場所。
吸い取る。学習する。学習をする。
太く長く誇る。
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今年の小さな目標
洋服をたたむこと。
今更ですが。初歩的ですが。
Cさんがかっこいいので、少しでも近づきたい。
何かと整理整頓が上手な彼女への第一歩として。
たため!
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昨年は応援ありがとうございました。
2011もがんばってまいります。
どうぞよろしくお願いします。
あけおめ!ことよろ! ぱち!