ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

もう十二時だけど

なんか眠くないや。Assignmentも終わらせたり、時間があるので最近思ってたことをちょっと書こうかな。

こういう風にPCを通してでも、ペンを持ってでも、「書く」をしている自分と、ただ友達とHangOutしている自分と、その間にすごく大きな差を感じるのは、多分書いている自分が思いのままに攻撃的で、非社交的で、悲観的で、それから自己中心的になれるからだと思う。相手がいると、たとえOnLineでも、OnThePhoneでも、愛想笑いを残して逃げる、という技が使えない私は、結構馬鹿なことばかりして、ドツボにはまる。

「別に誰も困らない」という呪文ひとつで人と付き合ったり、知りもしない男の部屋で一晩を明かしたり、キスをしたりできる自分にははっきり言って反吐が出る。そして結局、誰も困ってなどいないのに、自分のかけた呪文にかかりきれなくて、やはりというか、自分が困る。そして今度はワガママな女に大変身して、気を持たせた男をどうやって撒こうか、そればかり考える。I'm such a SLUT!!

今日かかってきたClarkの電話を、一瞬シカトしてしまおうかと思った自分に愕然としたし…なんていうか…ああ、最低(笑)。もう笑うしかないし。

時たま突然思い出されるある感覚があって。それはなんていうか、あたしはずっと前から、その感覚を知っていて、これから先もずっとそうなんだって。それは矢沢あいの言葉を借りると、「一緒にいても満たされない」。なんだろう。そうそう、4年の時も、まったく同じように考えたんだよ。ああ、幸せが分からないって。何を探しているのかとか、何を感じているのかとか、何がしたいとか、とにかく何も分からなくて。自分に関することばかりだけが、ただ神経が切れちゃったみたいに分からない。そして分からないんだってことだけが、すごく強く強く強調されて、あせる~。



愛してる
だから
だから・・・
そこにいて
すわってて
そばにいて
だまってて

これを書いたのが99年9月だから…中3の時かな?
で、

ヒア・ウィズ・ミー

そこにいてくれるだけでいいのに
どうしてわざわざ口をだしてくる?
いいたくないことまで
あたしに言わせたいかのようで
思わず言いたいことも
いえなくなってしまう
あなたはそこに
いるだけでいいのよ
だまってそばに
つったっててくれればいいの

空気があるかぎり
体温は伝わる
それがあたしの欲しいものなの
だから何もいわないで
おねがいだから
そばにいて

そしてそれだけでいて

そしてそれだけでいて

こっちは02年7月ってなってるから、5年の時。変わってないし自分。まったく同じだし自分。

これはあれかな、成長してないって言うのかな。どこまでが成長で、どこからが変節なのか、私にはよく分からないけれど。卒業式のときに偶然にも中1の時に友達にプレゼントしたという言葉の連なり、まあ、俗に言う詩、なのだろうけど、を見たとき、あまりにマせていたというか、その悲観的な13歳の自分を、私はまるで好きになれなかった。今はもう字面も忘れてしまったけど、当時浮かんでくる言葉もなくなって、快方に向かっているんだと思い込んでいた自分に、嘘つくなよ、と低い声でそっと呟いてきた。書いた当時は、紙に向かうと底なしに暗くなる自分というものを意識していなかったんだろうけど、それは救いだったんじゃないかと今にして思う。自分の二面性に気づいたのはおそらく中2くらいの時だと思うけど、あの時からすでに、私の「自分がわからない病」は始まっていたんじゃないかな。

「自分がわからない病」っていうのは、結構誰でもかかるものなのかな。「裏も表も本当はなくて、結局全部が君って気がするよ」と言ってくれた人もいる。もちろん私は私なんだから、裏も表も全部が自分で当たり前だ。それでも今の私の中には、裏と表が同居するだけのスペースがないというか。もう一緒くたにして、単純な人間になりたいのに。それを逃げと言うか? てか、私がこの自己破綻に立ち向かうとして、今そのつもりはないけど、立ち向かうというのは一体具体的にどういう行動をさすんだろう? ほらね、自分が逃げているのか、立ち向かっているのかもまるで分からない。きっと中間に立って、滑稽な自分を笑おうとしている。いつだってそうだった気がする。昔から自分の考えを持っているとか言われて、いい気になっていたのかも知れないけど、実際にそれを本当に信じていたことなんて一度もない。めんどくさくて、もうほっといてよ、っていう気分で。それでも呼吸している自分がかったるい。

そういう感覚が、ふとした拍子に思い出されたりするんです。今は時間が経てば忘れられるけど。誰かが近くにいると思うと、精神的にね、その感覚はなかなか消えないということが証明されているので。多分Clarkに無粋な態度をとっているのもそのせいにして、責任逃れします。