ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

The Bourne Supremacy

He’s super hot. It’s duper cool.
とにかくツボ。もうツボ。一作目もそうだったけれど、Mattの寡黙でありながら雄弁な演技がカンペキにツボ。というかカッコよすぎ。たまらない。ああツボ。A+です。思い切り贔屓してます。でも楽しかったんですよ~。面白かったんですよ~。思い出してにやけちゃうくらいカッコイイ映画でした。

カーチェイスシーンで酔ったという人は結構いるようです。乗り物酔いしやすい方は注意が必要かもしれません。Roxieは元気いっぱいでしたけれどね!(笑)

格闘アクションシーンは前作のほうが多かったと思います。今回は前ほど「・・・あんたスーパーマンを名乗りなさいよ」的なスーパーアクションはあまり見られません。以前と同じように「またそんないらん知恵を」と感嘆してしまうようなスパイ頭脳は相変わらずですが、Mattがインタで明言していたように、アクション映画だからアクションを入れたというよりも、あの状況の中でJasonが生き残るにはこれができなくてはだめ、このアクションがなくてはだめ、というストーリの結果、アクション映画になりました、という感じです。車が飛び跳ねて寝返りをうってくれる007とはまるで違います。そこがいいんです(誤解のないように言っておきますが、あの派手なアクションもあれはあれで好きです)。

一作目は笑いを誘う要素が、あえて言うならだけど、多めだった気がします。けして多すぎたという意味ではなくて、ですが。今回のほうは、一作目と違ってJasonが自分の過去をはじめから持っていることで、ちょっとお気楽なさりげない笑いを誘うことが難しくなったんでしょう。Marieとの絡みでしか見せることのできないJasonの人間らしさ、簡単に言えばMattの(殺人的(笑))笑顔は、今回は諸事情でありえなくなってしまったし、そもそも、その諸事情のために前回のようなHappy Endはすでに不可能とスタンプを押されてしまったわけだから、どこに向かって話を転がしていくかはずいぶん大変だったんじゃないかと、苦労を偲ぶ私です。

その代わりというか、せりふが前回よりも気の利いたのが多くて、頻繁にツボを押されました。聞いていて「く~~~っ」としびれる格好のイイ台本で、館内で笑ってる人もかなり多かったです。後半の後半がちょっとなんかなーという感じだったし、ええーっその言葉を言ってしまうのか!って感じだったので、最後の最後、パンチの効いた一言で全てが払拭されて、さわやか後味すっきり喉越しでよかったです。上手くまとまってました。

ところで本を読んでみようと思って本屋さんに行ったのですが、4作目(3かな)しか売っていなかったので、はじめのほうをぱらぱら読んでみたのですが・・・。なんか絶対にいるはずのない人がまだうろうろしていて、それってどういうこと? 映画と原作はどうもずいぶん違うお話のようなのです。あまりにも字がちっさくてまるで読む気を掻き立てられないのですが、まぁいつか読むかも・・・知れません。多分。でも、あの人がまだ生きてるとすると、今回のお話も全然成立しないんじゃ・・・。

とにかく映画館で見る映画です。でかい画面に限ります。Roxieのイチオシです。
Mattファンは叫び声を挙げないように注意しましょうね(笑)。
He's on fireでした。DVDが欲しい・・・。