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Page-turner

■Page-turner:n.>A very interesting, exciting, or suspenseful book, usually a novel>とても面白い本のこと。続きが気になる、ページをめくらせる本、という考え方でいいと思います。

シアトル在住のAndyファンの方に見逃したAndy v. Lleyton@Indian Wells SFと他2本のDVDを送っていただきました(どうもありがとうございました)。最近ちょっと調子よくないので、負け試合ではあるけど、Andyとってもがんばっていたよ、いいテニスだったよ、というコメントをいただいていたこの試合をぜひ見たいと思っていたんです。ということで早速見ました。

いい試合でした。

これライブで見てたら泣きたくなっただろうなと思ったのですが、なんか全豪で第4セットなげてしまって、その後立ち直るには試合に勝つしかないといっていたAndyのことを考えると、ほんとにAndyも含めてこの人たちってプロなんだなぁと思います。プロになるくらいの勝負師って、みんなものすごい負けず嫌いってことじゃないですか。そんな人たちが勝ったり負けたりしてそれでも次の大会に行ってがんばるってすごいことだなと私は思うわけです。テニスとしてもものすごく面白い展開だったし、レベルの高い試合で楽しませてもらいました。それと試合しながら笑ってるAndyにファンとして嬉しく思ったし感動しました。やっぱり応援している側としてはプレーヤーにこうあって欲しいですよね。楽しくてたまらない、みたいな。

さて、前置きが長くなりましたがPage-turnerです。Andyが去年末Brad Gilbertさんを解任して、Dean Goldfine(ゴールドファイン)さんを新しくコーチに迎えたのです。私はGilbertさんも別に嫌いじゃありませんでしたが、Andyの試合でTVに映るたびに何かをノートに書き込んでいるGoldfineさんの姿に大変好感を覚えております。で、このLleyton戦のビデオの途中、第3セットタイブレークに持ち込むゲームあたりでGoldfineさんが画面に映ったのですが、なにやら書ききれなくなったようで、次のページをめくっているところでした。それを見ていたPatric McEnroeのコメントが↓
There's Goldfine. He's working on that notebood hard. He's going on to the next page. I mean, this is a page-turner, no doubt!
ゴールドファインが映ってます。随分がんばってなんか書いてるけど・・・書ききれなくなっちゃったみたいで次のページまでめくってるよ。確かにこれは間違いなくPage-turner(な試合)だね!
結局この試合のスコアはLleytonから7-6(2), 6-7(3), 7-6(4)というすごい試合でした。特に第3セットはお互い4度くらいブレイクチャンスがあったのですが、粘って粘って凌ぎきるという攻防で、間違いなくPage-turnerだったと思うんです。Patricうまいなぁと私はひとりで感心していました。

一般的には小説のことをさしていいます。私が今まで読んだ中でPage-turnerだったのは田中芳樹銀河英雄伝説でしょうか。これは私の視点観点全てを変えた大きな小説でした。明け方まで読み続けて、一日一冊ペースで友達に借りていた記憶があります。あとは有名どころでモモですかね。あまりに夢中で読んだので、目がいかれてしまったのか、最後に出てきた挿絵の亀がなんだか光って見えて、不気味でした(笑)。