からっぽ
どうしても分かり合えなかった僕達に
こころからの祈りを
遠く離れていても
近くに感じているのに
どんなに近くにいても
あたしたちはこんなに遠い
翳みのかかった僕達の視界に
過去からの光を
かぜが荒れていても
先に進めるのに
どんなに平坦な道でも
あたしたちはこんなに弱い
余命の分かっている僕達の命に
乾涸びた滴を
姿が見えなくても
あたしたちは愛しあえるのに
どんなに触れ合えても
あたしたちはこんなにからっぽ
かなしさの欠片で
闇を切り裂いて
夜が明けるのを
はやめてさえしまえば
夜が遠くても
朝が遠くても
どちらにしても流す涙なのに
お互いのそばにいるだけで
あたしたちは安らかな眠りを
こころからの祈りを
遠く離れていても
近くに感じているのに
どんなに近くにいても
あたしたちはこんなに遠い
翳みのかかった僕達の視界に
過去からの光を
かぜが荒れていても
先に進めるのに
どんなに平坦な道でも
あたしたちはこんなに弱い
余命の分かっている僕達の命に
乾涸びた滴を
姿が見えなくても
あたしたちは愛しあえるのに
どんなに触れ合えても
あたしたちはこんなにからっぽ
かなしさの欠片で
闇を切り裂いて
夜が明けるのを
はやめてさえしまえば
夜が遠くても
朝が遠くても
どちらにしても流す涙なのに
お互いのそばにいるだけで
あたしたちは安らかな眠りを