ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Danというアメリカ人について。 人と話すと吹っ切れるのは

昨日はずいぶん落ち込んでやけっぱちな日記でした。今日はなんだかとても幸せで、しゃれた日本語を使うなら愛おしさというか慈しみみたいなものをいっぱい感じた一日でした。最近Danのことばかり書いているような気がしますが、彼には一日置きに会っては朝の9時くらいから夜の12時過ぎまで二人で遊んでいるので、実際最近Danと常に一緒にいます。この間うちにいらしたRiekoさんにDanは彼氏候補なの?みたいなことを聞かれましたが、好きかどうかと聞かれたら、迷いなく好きだと断言できるところに、彼はいます。はっきりいって大好きです(笑)。けれど現在は単なる臆病風が吹いているからかそれともただ単に「そうでない」だけかは分かりませんが、その気になりません。のでそこのところはあまり深く考えていません。とりあえず今の私にとっては「男の人と二人きりで車に乗ったりして一日を過ごす」ということが物凄く重要なことなので、それを意識しないくらいまで日常レベルにできだら良いと思っています。ですが今日はその彼がどれくらいAwesomeかについて話したいと思います。まず話の引き出しが物凄く多いこと。学術関係もそうなのですが、英語もテニスもアニメも本もコンピューターも音楽も映画もなんでもこいです。しかも本人は自分の話題がそこまで多岐に渡っていることに気づいていないようです。けれどこれだけ話題が豊富だと、私が今まで逃げ出したくてたまらなかった食堂での「昨日のパーティー」や「昨日キスしたあのコ」のようなくだらないことに話が及ばないし、まずそんなことは言葉の隅にも現れません。それから私の英語にとても寛容で協力的なこと。「分からなかったら分からないと言うよ」といって、私の言っていることが意味不明だったら適当に笑って聞き流したりせず、ちゃんと聞き返してくれること。「もっと自分の英語を正統に評価してあげれば良いのに」と言って何度も励ましてくれること。発音の練習を何度も付き合ってくれることと、上手くいえたら喜んでくれること。しかも発音の仕方の説明が異様に上手いこと。それから中国語並みに難しいベトナム語を私に教えようと奮闘してくれること。なんというか、男性版Sashaという感じで、会話の途中で話が発音やその言葉の意味とかにそれていってしまっても気にせずきちんと説明してくれてとてもためになるのに、なおかつその話それ自体もとても楽しめるというわけです。

月曜日私たちはなんとなくExの話をしていて、私が"well, my ex was an a**"とふざけて言った所(ちなみに私がふざけてでも言葉にしてExをA**と言ったのは初めてでした)"then why did you date him"と言うので"i just didnt know he was"と言ったらば"well, so what did you know about him"と予想外の突っ込がきました。言葉に詰まりながら"um, he probably wasnt an a**. i dont know, i think i just like to think that he was an a**"と答えたらなんだか静かな微笑を返されました。さて、今日帰りの車の中で私が昔バスで通学していて、1時間半もバスに乗っていると思考回路が大変不健康になるという話をしました。しかもそのときたまたま当時の彼氏と別れることになって、と言ったのですが、なんでと聞かれ"well, he left for his school, he didnt have a long distance phone plan, he was busy with his school(dan repeated "oh, he was busy")so we couldnt talk on msn, no emails, and i was commuting on the bus, was mentally going down the hill so bad. so i was like, sh*t, you know what, i cant do this anymore"そのまま変な勢いに流されて、変な男どもに立て続けにめぐり合ったあげくのなんとない男嫌いのことまでそのまま話してしまいました。Dan曰く"it would have been such a shame if you didnt get to know half of the human population because of their sex cuz of the stupid those 3 guys!"しかし私が今日一番"thank GOD i found him"と思った出来事は、exの話をしたときに"Oh, you know what i think? he IS an as*hole"と言ってくれたこと。すっぱりきっぱり言ってくれたおかげで、なんだかすっと、あ、あいつはやっぱりA**でよかったんだ、と思えます。しかも普段悪い言葉を使わない人がa**holeとかいうとホントに悪いやつみたいに聞こえてさらに吹っ切れます(笑)。今まであまりExについて話さなかったけれど、こうやって話してみて、なぜ人に話すと楽になるのか分かったような気がします。アメリカ人でしかも男性で私のいろんな不健康思考履歴を知っていて、彼氏じゃない人がいるのは、私にとっては単純にとてもうれしいです。今はうらやましいとは思うけど、実際に付き合うとかどうとかはまだ考えられないし、したいとも思わないので、とりあえずお友達で好きでいられたらいいなぁというのが現状です。