ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Countrywide

RCAでのRoddick's the Champion AgainはBlakeの良いプレイにことごとく阻まれ、結局なりませんでしたが、かなりいい試合だったようです。
ようです、というのは、実は第一セットと、第二セットのブレイクバックしたところまでしか見られなかったから。なので実はちょっと期待してTVの電源を切ったので、結果を見たときは「またこれか」という気分で落ち込みましたが、別に最後のほうでずるずるやられたと言うわけでもなく、ただ単にJamesが良かっただけ、ということのようなので、安心してUCLAでのCountrywideを見に行くことにしました^^

いつもお世話になっている母の友人様が今年も線審をされているということで、チケットをいただいて、現在これまで火曜の夜、今日(水曜)の昼と夜を観戦してます。

まず何よりも最初に。

暑い。

暑いんです、CA、今とっても。普通に100度近くまで(33度↑)上がるので、コートのほうはもっと熱いと思われます。しかも湿気もかなりあるので、日本の夏に近い状態です。風がないと観ているだけでもかなり体力を消耗されます。

さて、選手のほうですが、今回カメラがちょっと貸し出し中なので、残念ながら文章でのご報告です。

Lleytonはかなり調子悪かったです。普段はAndyの敵なので応援したりはめったにしないんですが、今回はミスを挽回して調子に乗ってきたかというところでまた下らないミスをして自滅。というパターンばかりで、まるでどこかの誰かさんを観ているようで、思わず応援してしまいました(苦笑)。ガッツポーズ付ではありませんでしたが、ブレイクバックに成功した時に、生Cmon! を聞くことが出来ました。あれって、普段TVで観てると結構どうってことないですが、生で聞くとおぉ~これがそうなのか、と変に感動したりします。いつもは得意なはずのカウンターアタックがまるでだめで、むしろ自慢の快速も動かなければ話にならないという状態で、まったく持ってよいところナシで終わってしまいました。子供の世話で忙しすぎたんでしょうか。次回に期待です。

今回お初にお目にかかったPaul Goldsteinはなかなか調子がよさそうでした。ダブルスのほうでよく名前を見かけるような気がしていたら、やっぱりAndyがRCAのダブルスで決勝を戦った相手でした。MTFではスピーチでAndyに優しい言葉をかけてくれたとかで、人気があるようなないような。今日も勝ったようでめでたくQF入り。次はTommyちゃんとですので、ここが正念場かな。そこまで技アリとか小手先の巧さがあるようには見えませんでしたが、思い出したようにやってくるダウンザラインのウィナーは決まり始めると強いかもしれないと思われます。

Robby Ginepriですが、かなり調子がいいと見ました。相手のJustin Gimelstobがかなり未完成Andyのようなタイプで、とにかくでかいのをガンガン打ってくるタイプでしたが、巧くかわしてコーナーをついて攻めているあたりがさすがにトッププレーヤーだけあるなぁという感じ。ボールスピードもかなり速く、そのスピードでかわされるラリーを追いかけて反撃に持ち込むあたりも凄かった。この人はTVで観るより実際に見たほうが随分強そうな印象を受けました。ひょっとしたらただ単に調子が良かっただけかもしれないけども。

Justin Gimelstobは先に言ったように未完成のAndyという感じ。バックハンドは確かSingleだったと思いますが、試合の進め方というか、ポイントの取り方、取りに行きかたが、結構強引でパワー重視のサーブストロークがAndyを髣髴させる方でした。物事のリアクションも結構大きく独特で、観ていて面白いけれど、ファンから言わせて貰うとAndyほどの魅力はない(笑)

Safinの試合は今日のお昼からだったのですが、11時まで仕事があったので最後の一ゲームの負けるところしか観られませんでした…(涙)。Andyの次にこの人を楽しみにして行ったのに…。しかも負け方が…。周りの席だった方のお話によればラケット虐待3回、うち死亡事故2回とのことで、ぜひその場面を見たかった…(涙)。最後のゲームだけ見てもなかなか最悪で、ラリーがまず全然続いておりませんでした。ことごとくネットかロング。特に難しいボールが来ていたようにも見えなかったので、膝が悪いというより、むしろ立ち直れる可能性のある何かが問題のような気がします。要するに気持ちの問題。

ゴンちゃんは始めてみた感想としては、そんなに濃くない(爆)。なかなか整った顔立ちをしているではないかと思いましたが(笑)。やっぱりMaratと比べると結構背がないように見えてしまったけれど、あれでテニス選手だし、きっと身長はあるんだろうな。ちょっとしか観られなかったのでプレーに関しては特に分からず仕舞いです。

Tommyちゃんはかなりの男前でした。いや、テレビで結構損してるよこの人。しかもバックハンドとか絶対これは実物が素敵です。かっこいい。男前。Hotというのとは違うけど、観ていて飽きない目の保養。私が見ていたときはかなり飛ばして調子もよさそうだったのですが、私がAndyへの愛を証明している間にどうやら2セット目を取られたみたいですね。でも見た限りでは調子は悪くないように思えました。

さて、Tommyちゃんの試合コートはGrandstandで、通路を挟んで練習コートと縦続きだったのですが、気が散らないようにコートの周りにはカバーがかかっていて、練習コートはよく見えないようになっています。このカバーがGrandstandの風をさえぎるので、ここの観客席は猛烈に暑いんですが、ふと横を見やればカバーの間から見える青フレーム白ガットのバボラ。…アレはひょっとして…と思って、連れに「あれAndyじゃないかな」と一人呟いてみたのですが「いや、さっき頭と背中観たけど違ったよ」との答え。…しかしワタクシ、Andyに関しては他人の意見を信用したりしない(笑)。特に彼氏さんの言動なんかまず信用しない(笑)。ということでそのときは調子が良かったTommyそっちのけでカバーの隙間から何とか向こう側を見ようと躍起になる。…で見えたのが紺のシャツの右袖にあるなんかのロゴ。…Lexusに見える…「あれ絶対Andyだって」と断言し、何とかGrandstandの中から向こう側を覗いて確認しようとする彼を放棄し、そのまま外へ脱出(Tommyちゃんゴメンよ)。果たしてやはり練習していたのはAndyでした(笑)。自分で自分を恐ろしいと思った瞬間(笑)。

Andyはこのくそ暑い中になんと紺アンで練習中でした。お相手はお兄さん、Dougさんは相変わらずボール拾いを熱心にされておりまして、コートサイドのAndy側(私側v)にJimmy Connersがジーパンで(やる気ない)突っ立っておりました。私が駆けつけたときはかなり人だかりがあったのですが、うまいこと隙間を見つけて最前列vv バックハンドリターンの練習をかなりしているように見えました。RCAを観ている時にも思ったのですけど、バックハンドをスライスで逃げる回数がかなり減ったと思うんですよね。しかもバックでダウンザラインとか仕掛けたりしてて、腰を抜かしそうになった記憶があります(笑)。ということでやっぱりバックハンドを重点的に練習しているように見えました。Johnさんのサーブがなかなか入らなくって、ちょっとイラついている、というと聞こえが悪いですがブーたれてるシーンもありました。その後はお決まりにサービス練習から3ポイントくらいゲーム形式でヒッティング。実はJohnさん、さすがに上手い(失礼)。Andy結構走らされた挙句に綺麗にウィナーを決められて、Johnny Boy! と叫んでは相変わらず笑いを誘っていました。その後は引き上げ。4人で多分30分から1時間くらいで、計14本の水のペットボトルを消費しておられました(笑)。暑いんですよ、ホントに。私のすぐ傍のゲートから一番最初にJimmyが出てきて、サインを求める人たちに、Andyがすぐ出てくるからそっちに頼みなよ、となんとも無責任なことを言っていました(笑)。Andyは出てくる時すでに自前のサインペンを用意して、時間がないからちょっとだけね、と言って歩きながらそのわりにかなりの数をサインしていました。そして何故かDougさんと写真を撮ってる人も多かった(謎)。

Andyの試合のほうですが、相手が怖気づくことなく挑みかかってきたので、結構梃子摺ってる印象を受けました。サービスも悪くなかったけど、リターンエースで試合が始まって、その後何回もリターンを返せない場面があったので、ちょっとこれから先が心配。ストロークもかなり硬く、本人も試合後のインタビューでまだちょっと慣れないコートで緊張する、みたいなことを言っていましたが、これからのAdjustmentが期待されます。最後のサービスゲームで、何を考えたのかいつの間にやら0-40で、あれあれ? という感じでしたが、ここからPumped upして、ちゃんとキッチリ閉めてくれたのがいい繋ぎになるといいなぁと思っています。気合だけは十分であっちこっちちゃんとボールを追いかけていたので、上手くコートに慣れてくれば、バカみたいな敗戦はないんじゃないかと思います(祈)。

Andreの試合を最後に見ましたが、お客さんの数が物凄くてびっくりしました。そして応援の激しさといい、まるで決勝でも見ているようでした。第一セットはリードしているもののミスが多く、なんかちょっとな~と思っているうちに最後にブレイクバックされて、タイブレになり、そのまま持っていかれてしまったという、いや~な展開でしたが、第二セットからは人が変わったようにミスも減り、Andyにぜひ欲しい伸びのあるストロークで、とても良い試合でした。Andyの試合は子供の応援がホントに多かったのですが、Andreの試合は年配の人が結構多く、それと多分Andre世代で子供が出来たばかりの方も多かったです。ので子供の泣き声があっちこっち(笑)。最初も最後もスタンディングオベーションで、みんなこれが最後かも、と思いながら観ているところが、ちょっと切ないなと思った次第であります。

最後におまけ。
Josh Groban。私の好きな歌手ですが、Andreの試合を見に来ていました。試合会場では特に放送されたりもしませんでしたが、Box seatの入り口で待っているのをちょうどお腹が減ってつまみを買いに出てきたところで発見、凝固。何とか声を掛けようと思ったのですが、彼女かお知り合いのかたと懇談中だったので、見守るだけで終わってしまいました(涙)。しかしテニスフリークには分からないらしく、誰も何も騒いでいませんでした(苦笑)。自然すぎて不自然だった(笑)。

明日は夜、Andyを見に行ってきま~す。