ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

年の初めの原点確認

2007年になりました。なんだかんだ言って、卒業の年です。早かったね。

でも実は長かったという気はあまりしないです。

最近将来の身の振り方を考えては、ちょっと落ち込んだり、というか、悩み込んでしまうことが多く、不安なこともたくさんあります。でもやっぱり私が知っている私は、私はこんな人間なんです、それの一体何が悪い、というモードに入っていけたなら無敵に素敵に生きていける人間だと思う。なりたい自分を知っている、納得の出来る自分を目指して努力が出来る、という点では、抽象的だし、比べるものでもないと思うけれど、負けないと思う。そういった、自分について考える、自分を客観的に見る、という点においては、とても排他的で、わき目もふらずに自分を大切に出来ていると思う。自分に嘘がつけないのは、そういうところからきているんじゃないかな。自分を常に考えていて、でもそれは自己中心的という意味じゃなくて、大衆の中に自分という確立したものを築くために必要な私なりの努力なんだと思う。

誰かと繋がっていたい、同じものを見て、同じものに感動して、常に何かを分かち合っていたい、と切実に思う一方で、けれど誰とも違う自分でありたい、と思う自分。これは私が思い出せないくらい昔から戦ってきた二律背反で、ささやかではあるけれど年を重ねれば重ねるほど、人間、このジレンマからはどう足掻いても抜け出せないのだと思い知るばかり。このバランスばっかりは、自分でうまくとっていくしかないんだなぁと試行錯誤中。でも訳も分からず、常に右に倣って右のものを見て、右と同じ考えをもとうと努力しているより、右を向こうか左を向こうか迷いに迷って、そしてその迷いの末の感想を持って、感動を味わっている人間でありたいと思うから、結果として自分が感覚や感情という点で一人ぼっちであっても、それこそが誰とも違う自分である証であるから、そこは強く強く、踏ん張って頑張って受け入れるしかないんじゃないだろうか。

今年も単純なことに素直に幸せになれる人間でありたい。少しの偶然からの励ましから、今日も明日もがんばれる人間でありたいよ。

まっすぐにいこう19巻の早乙女直のような友人であれますように。

そして自分らしくあることを、独り善がりと履き違えることのない、視野の広い人間でありたいと、2007年はじめるに当たって、わたくし、そう思っております。