ONE VOICE

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ドーム云々

今日朝ご近所ブログさんを回らせていただいて、このニュースを聞きました。
はじめは単純にドームということに対して「おーすげーな嵐」と思っていたのですが、日程について理解した時に「あんじゃいそりゃぁ」という感想を抱きました。

その後いろいろな日本嵐ブログさんを回らせていただいたのですが、語る気にもなれないのか言及されていらっしゃらない方もいれば、一日くらい泣いて泣いて気持ちの整理をつけられてエントリされていらっしゃる方もいれば、怒っていらっしゃる方もいて、苛立っていらっしゃる方もいて、でも基本は皆さん、「嵐が好きだから、この日程変更が許せない」というところで繋がっていらっしゃるようでした。特に横浜の最終公演にあたっていらっしゃった方の憤りは察するにあまりあると思う訳です。

ところで海外嵐ブログは私も含め、少しばかり様相が違います。
みんな結構手放しでよろこんじゃってるところがある。
「またドームで出来るなんてすごいね!」「これだったらチケット取れるかも!」「嵐のみんなおめでとう!」「この調子でいったら10周年のドームは堅いよね!それまでにお金貯めて、そのときに会いに行くよ!待ってろドーム!」等々。
振り替えになっていけなくなった人のことはあんまり考えてない。
海外の私たちが考えているのは、ドームでコンサートができるなんて、すごいね、よかったね、というとても単純なことなんです。

こんなつたないブログですが、遊びに来てくださっている方が最近増えてきています。ありがたいことこの上ない。たぶん多くの方が嵐関連で覗きに来てくださっている日本人の方であろうことと思います。だからちょっと私とは観点が違うかもしれないし、お前は何も分かってないな!と思われるかもしれない。でも日本の嵐ファンと海外ファンとは、こんなところでこう違って、こんなところでこう同じなんだよ、ということをささやかだけど発信しているつもりのブログなので、胸を張って書こうと思います。苦情コメント、大歓迎です。思われたこと、考えたこと、いくらでも書き込んでいってください。

私は日本人ですが、地理的に海外ファンです。心理的にも、コンサートに行ったことがない、当分行く予定も立てられない、という点で、海外ファンに近いと思う。未熟度では、チケット争奪の厳しさを知らない、当落確認をしたことすらない、という点で、立派なファンとは言えないかもしれない。コンサートの素晴らしさを体感していないという致命的な一点においては、きっと今回の件を語ることすらおこがましいかもしれない。

でもね、何も分かってない私だからこそ、言ってあげるべき言葉があるとも思う。

2大ドーム決定おめでとうって。
がんばってるんだね、すごいんだねって。

嵐さん本人達にしたって、嵐ファンの皆様にしたって、
日程が思うとおりに行かなかったのは分かる。
もっと早く決まってれば、手放しで喜べない人がいるとしても、傷つく人はいなかっただろうという予想もつく。
せめて横浜でやってからドームにするべきだという正論も当然だと思う。
横浜の予定が大阪でなんてバカじゃないの、アリーナクラスだから行きたかったのにドームなんて話が違う、という声も、もっともだと頷くしかない。
この変更のせいで私の夏が終わった、嵐に一度も会えないまま終わった、という方は、正直「申し訳ない」と私が言いたくなるくらい。

分かってるつもりです。私だって、この時期のこの日程でこの変更があるのは不条理だということはよく分かる。

でも嵐くんたちが夢見てきたドームでのコンサート決定第2弾を、そのせいで喜べなくなるのは、ちょっと残念だし、もったいないと思う。
もっと日本語での、おめでとうがあってもいいんじゃないかなって思ったんです。

海外ファンは基本コンサートのこととなると客観的です。ファンクラブに入れない分、事務所のやり方とか、その理不尽さということと無関係で、そこらへんよく分かっていない部分もある。だから単純に喜んじゃうんです。ドームすごいじゃん。よかったじゃん。やったじゃんって。たぶん嵐くんたちが素直に喜べてない分まで。

嵐くんはクソ真面目だから、きっと素直に喜んでないと思う。申し訳ないな、申し訳ないな、いいライブにしないとな、って思ってると思う。日本のファンの皆さんは、事務所やなんやに振り回されて怒り心頭なり悲しみに傷ついたり、日本のファンならではの苦しみがあると思う。海外ファンは切ないけど、だからこそこういう時にノー天気でも許されると思う。なので海外ファンは喜びますよ。だからよかったねってみんな単純に言う。ビジネスとしての事情が絡んで、紆余曲折あっても、夢の達成は何度でも喜んであげたいもの。ドームおめでとうが言いたい。でもそれって大事だと思うの。

いろんなブログさんを回って、正直喜怒哀楽いろいろありましたけど、一番私が感じたのは戸惑いでした。困惑。嵐さんを取り巻く環境の変化と、方向性に対する不安と、これからの嵐とファンとの絆の行方と。でも私思うんですけど。ここはね、・・・違うな、ここがね、きっと、正念場だと思うんですよ。みんなにとっての。嵐としても、嵐ファンとしても、Arashian(海外ファンがたまに使う言葉。嵐の国の人というニュアンス)としても。どこまで今までどおりでいられるか。どこまで、相思相愛を貫いていけるか。一体感を大切にしたステージを、コンサートを、ちまちまなままで、キャイキャイなままで、何も変わらず、大事なものを何も失わないままで、どれだけ新しいことにチャレンジできるのか。

ニノはCutのインタビューで周りが変わっていく中で、それが怖くって、変わるものかと思ったと言っていました。嵐なら、嵐ファンなら、相思相愛なら、多分変わりたくないのはどちらも同じだと思う。そしてこういう時に便利な、一歩出遅れてる海外ファンの目には、日程がうまく合わなかっただけで、実際は何も変わっていないように映る。戸惑うことなんて何もないよって。凱旋コンの点が、夏コン締めのドームに繋がってたよって。おめでとうって。日程がうまく合わなくて残念だったね。大人の事情で後手後手でスムーズじゃなくて、嫌な思いもいっぱいあるよね。でもこの日程変更が、ドームコンをよりいっそう素晴らしいものにしなければいけない理由なのは誰よりも彼らがよく分かっていると思います。だからさ、ドームに行かれる方、楽しんできてくださいね^^ だってまだまだArashi TIME。