ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

そして秋が始まる

Federer def. Roddick 7-6 (5), 7-6(4), 6-2

Andyが試合中に笑ってたのが何よりでした。Roger相手の試合で、あんなに笑ってたのって初めて見たかもしれない。嬉しかった。楽しそうで、ホントに応援したくなったもん。情が移っているからって、今まで応援してきた部分もあるけど、ああやって楽しそうにテニスして、ああやって必死にボール追いかけて、がんばれよって普通に思ったもん。ここで負けるなよって。

結果は全然面白くないんですけどね。
でもすっごい楽しかったよね。

すんごいがんばってたよね、Andy。あんなに喚いてるの、なんか初めて見た気がする。喚いてるっていうと語弊があるけど、ホントにもう、力の限りにワンショットワンショットをがんばってた。ポイントじゃなくて、一振りに必死だったもんね。あんなに思い切りよく振り抜いて、攻め込んで。久しぶりに見たような、素敵なAndy Roddickでした。遠く遠くへ伸びるフォアが綺麗でした。とっても。椅子から転げ落ちるかと思ったInside outのバックハンド。クロスコートのバックハンド。うまくなったボレー。いい試合でした。かっこよかった。素敵だった。

あれが私の好きになったAndy Roddickでよかったと思う。

2セット目のブレイクポイントで、不覚にも涙ぐんでしまいました。Roger戦で泣くのは、絶対に勝ったときにしようと決めてるんだけど、なんか、あんなにがんばって訪れたBreakpointで、Breakpointなのにあんなに喜んでるのみるとさぁ・・・。やっぱり胸がいっぱいになっちゃってさぁ・・・。

負けた、ということはすごく悔しいことだけど。
これ以上どうすれば勝てるのだろう、と途方にくれそうな気もするけれど。
でも、いつかはひょっとしたらが起こる気がするのは
どうしても夢を見たくなるのは
いつも譲らない何かを、誇り高く隠し持っているその姿が、イイんだろうな。きっと。
何度負けてもへこたれない。毎回負けても、必ずそのうちいい試合を見せてくれる。
人生って、山あり谷ありです。それにめげない彼が、素敵だと思うから。

正直、Andyのほうが、まだ成長している感じがするんです。
まだ、これから化ける気がするの。
期待したいんです。
好きだから。

とりあえず、ありがとうも残念だったねも言いたくない。今回の試合。
言ってあげるべきは、あんたはがんばったよって、きっとそれ一言。
彼はがんばった。それは誰の目に見ても明らかだと思う。
そして王者を前にして、がんばり倒した彼は、誰の目に見てもいい選手だったと思うの。

がんばった彼に、お疲れさんのはくすをどうぞ。
パチパチする


インタで「楽しかった」と言ってくれてそれだけで、私は満足です。
私も楽しかったよ^^
お疲れさん。
また次がんばろうね