ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

人の人生が変わる瞬間を

初めて見てしまった。(←ハチクロ風にお願いします)

仕事柄(バイトだけど)、よくあることなんで、別に初めて、というわけでは正直ないんだけどね。やっぱり、こういうことは忘れちゃいけないと思って。

International Admissions(入学事務局だと思う)で働いているので、何せ学生さんが世界に散らばっているので、もちろん合否判定は郵便で発送しますけど、電話越しに伝えなくてはいけなかったり、今日のように面と向かってお伝えしなくてはならないこともあるわけです。うちの学校はUCLAとかのように物凄い有名校というわけではないので、うちに落ちたからと言って人生滅茶苦茶になってしまう! みたいな人はあんまりいないんですね。

サウジアラビアとインドからの学生さんが最近とても多くて、特にサウジは政府が奨学金をバンバン出しているので、その関係でよくお世話したりします。しかし政府の奨学金というからには、いくつかやっぱり決まりごとがあるようで、例えば短大には1年以上は在籍できなくて、すぐに4年制大学(ウチ)に編入できないと奨学金打ち切りになったりしてしまう訳です。今日来た学生さんは、今学期で短大在籍期間が一年になってしまうため、来学期からの編入は彼にとって最後のチャンスだったわけです。

編入を出願するときは、まず願書をオンラインで提出して、その後成績証明書なり卒業証書なりを郵送してもらうんですが、来学期に編入を希望している人たちは、そういった書類の提出が今月の15日までだったんです。彼はそれを知らずに今日うちのOfficeに来て、成績証明書を提出しようとしていたのですが、彼の願書はすでに締め切り破りということでもう降ろされてしまっていたんです。よくあることではありませんが、別に驚くような事態でもないので、私も「締め切りはウェブサイトにきちんと書いてあるし、郵便でもイーメールでも送られてきたでしょう?」と説明し、残念だけど、一年待って秋学期にまた出願するしかないよ、ということを伝えたんです。

泣かれました。

州によって違いはありますが、アメリカ留学って、大体東京の私立大学に一人暮らしをして通うくらい費用がかかると言われています。国によってはそんな大金を持っているのは物凄く上流階級の人だけだったりもするわけで、10人くらいの親族がちょこちょこお金を出し合ってアメリカにくる学生さんもいたりします。彼の場合は政府の奨学金で全てをまかなってもらっていたので、打ち切られるということはつまり帰国しなくてはならないということになり、学位もなにももらえないまま、夢半ばに敗れた、ということだったんでしょう。

日程をきちんと確認しなかった彼が悪いとはいえ、なんだかやっぱりちょっと気の毒ではありました。私は両親に世話を焼いてもらって、アルバイトはしているけど、それは単純に自分の遊ぶ金を増やしたいだけで、生活費を稼がねば、とかいう深刻な理由からではありません。アメリカ留学というのは別に当たり前のことではないかもしれないけど、日本では4年間大学に通うのはありきたりの人生の一部になりつつあり、そのことに格別にありがたく思う理由も機会も見つけにくいのが実際のところだと思うんです。世界の誰かがそれを容易に手にできないから、自分の当たり前の幸福を喜ぶというのは正しい感謝の仕方ではないと思うけど、忘れてはいけないことだなと、今日はちょっと胸が痛みました。

おとーさん、おかーさん、ありがとう。
年取ってじーちゃん、ばーちゃんになったらちゃんと面倒みるからさ。

ところで、帰り道にふとこの夏の自分の生活を振り返って、驚きました。あの頃は毎晩12時まで勉強してたよ。しかもボランティアしてた時とか、朝の7時に起きて、炎天下で4時間がんばって、1時間かけて帰ってきて、それから学校に3時間行って、それから宿題をシコシコやっていたよ。がんばったよ自分。

それに比べると最近の自分のぐだりようはどうしようもない。
明日はPaperとExamがあります。とりあえず今夜くらいはがんばって勉強しよう。


パチパチする


10/29 14:16- スピルリコさん>こちらこそいつもパチパチありがとうです。海外の嵐ファンは面白いですよ。大爆笑のエントリとかあるんですよね~。時間があったら是非訳して皆さんにお届けしたいものがホントはたくさんあるんですよ^^ 未だに正直、ジュニアの頃の嵐くんたちには、かわいいなと思いこそすれ、飛び出た魅力を感じきれないので、どうしてこの人たちがあのタイミングで選抜されたのか、未だに謎に包まれているんです。ジャニーさんが本当に今を見越して結成したのか、それともそれぞれがそれぞれに精一杯やってきたのが功を奏しているだけなのか、とりあえずまるで分からないけれども、嵐してると、すごいなって思います(テキトーな感想で済みません)。スポーツはよく触れる機会があるせいで思うことが多いんですが、嵐くんたちも同じように、やっぱり私たちの知っている当たり前の人生のなかで経験できなかった部分も多くあるんだろうなって。それを今の彼らの幸せの代償と言ったらおかしいけど、でもそういう道を通らなかったらいられないところに、今の彼らはいるんだなって思います。・・・で、何?という感じですが(笑・翔ちゃん風)。これからも幸せに嵐嵐OhYeah!で参りましょう(爆)!