ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

またヘンな時間に寝てしまったので、こんな時間に投稿します。

昨日は丸3年お世話になった仕事先で最後の一日でした。うちのOfficeだけじゃなく、他の部署の人まで交えてケーキとカードで送り出してもらいました。最後にコンピューターを消して、電気を消して、ドアを閉めていたらばなんだかとっても悲しくなってしまい、プレゼントにいただいた紫色のほっこり暖かいマフラーを首に巻いて、一人で泣きながら帰ってきました。

ひとつのドアを開けただけで、遭遇する事柄のなんと多いことか、という思いです。

2005年の年初めに、生まれてはじめてのバイトを経験。
単純に公募があったから応募し、面接にも何も考えずに行ってしまった自分。今考えると、非常にとんちんかんな受け答えをしていた。なぜ採用してもらえたのかは永遠の謎。

その短期バイト先でたまたま一緒に働いていた方がお隣の部署の方で、ウチのほうで雇ってるからウチへおいでよ、と誘われて、はたまた何も考えずにはじめてしまった今回のAdmissionの仕事。
今になって考えれば、電話が鳴るたびにビビッていて、誰かほかの人がとってくれないかなとか、不埒なことを考えていた。

この仕事を始めたおかげで、いろんな人とお知り合いになり、International Studentのサークルの幹部やってみない? というお話をいただき、やっぱり何も考えずに「うんやる」と言ってしまい、やってみたEvent Coordinatorの仕事。
一年後あいてしまったPresidentというポジションに、やってみない? という言葉をありがたくもまたいただき、そして何も考えずに「うんやる」と言ってしまった自分。

行動力がある。と後輩に今日とてもとても誉めてもらったけど、正直行動力というのとは違うような気がする。
全てを自分発信でやってきたわけじゃないし、たまたま物凄く周りの人に恵まれて、機会に恵まれて、簡単に言ったらタイミングがよくて起こってくれた事が結構多い。
でも自分らしいな、と思うのは、何も考えずにやってしまうことかも。
それはきっといいことだ、と最近思う。
度胸がある、にちょっと近いのかも。
でも意外と小心なんだけど。

ぜんぜん考えてないわけじゃないんだけどね、もちろん。
せっかく誘われてるのに、断るのはもったいない、とも思うし、
そもそも誘ってもらったポジションを、誰か他の人が埋めているのは、なんか悔しくて見たくない。
でも、失敗してしまったらばどうしよう、とは何かを始める時に考えてこなかった。
今回のお仕事だって、英語で電話ってまだまだ発展途上だし、緊張するし、だから辞めておこう、と思っていたら、それはそれできちんと成立する辞退の理由だし、それで別に誰も困らなかったと思うけど、当時の自分にはどうしてもそういう発想がなかった。
実際電話を取って、受け答えにわたわたして、それでも何とか分かってもらって、電話を切って「ふぅ~」となった時の感覚が、ひょっとしたら意外と好きだったのかも。
成長してる感じがするからかな。
それとも成長する努力を、自分がしている感じがするからかもしれない。

アメリカに来る時、普通はきっと、高校卒業して、行ったこともないアメリカに行って、見たこともない大学に通うとか、もうちょっと不安になっていい部分があったと、今更ながら思ったりする。不安になってなかったわけじゃないんだけどね。泣きながら宿題をやる自分とかを思い描いていたし。でも最終的な心の奥のほうでは、「日本語が英語になるだけでしょ」と思っていた。「アメリカ人っていっても人は人なんだし」とか思っていた。意外と怖いもの知らずなのかな。ドキドキはしていたけど、ビクビクはしてなかったかも。

いつもいつも、出会いに支えられている、とはよく思う。
けれど何もしないで起こった出会いはなかったな、とも思う。
やっぱり叩かれたドアは開けるべきだ、と今日最後にOfficeのドアが背中で閉まるのを聞きながら心に強く思った。
3年前、あのドアを何も考えずにただ開けた自分が、今ここにいるんだ、と思うと、成長した部分と、変わらなかった部分が両方あって、それは自分らしさをそのままに、もう少し太い人間になれたのかな、とか壮大なことを少しだけ思う。
電話での受け答えも、今はぜんぜん怖くない。

New Yorkで自分はどうだろうとか、漠然と考えてみる。
でも結局、想像は苦手だ。
考えても考えても、やってみなきゃ分からないことばかりで。
ヘマをするかな、とか思う。
泣きながらおうちに帰ったりするかな、とも思う。
けれど何が起こっても、この世に自分以上に自分らしい人間は、自分以外誰もいないのだ、と胸につぶやくだけで、私はきっと大丈夫だ、と心の奥底に知っている。
これが私ですが何か。と言えるための努力は、いくらしても無駄じゃない。

もうこんなところまで来てしまったから。
カリフォルニアがニューヨークに変わるだけで、だからどうってこともない。
きっとこれからも、たくさんの出会いのために、いくつものドアを開けていける。

BGM: Something Right - Westlife

*カウンタが40000を回りました。皆様に読んでいただけて、ブログはじめてよかったなぁと思っています。いつもいつも支えられております。本当にありがとうです*


パチパチする


12/10 Rumyさん>ラビリンス。いい言葉だ。彼の魅力の本当に凄いところは、アイドルでありながらその魅力が人柄にあるところかも。・・・ちょっと失礼だけどね(苦笑)。いや、でもあの人柄があることで、格好良く見えるだけの見てくれがあるというのも凄いことだよ(笑)。私も永遠かたれますよ。その夢、ぜったいかなえようね^^

12/11 スピルリコさん>最近は漢字一字で表現するのが流行ってるのかしら? いろんな雑誌でやってますよね。嵐かぁ・・・嵐っていい言葉ですよね(突然)。なんかたくましさがあるというか。強いだけじゃなくて、それに必要な何かも要求されている気がする。仕事具合に波はあるでしょうけれども、彼らの人間性と関係性が変わらない限り、私は嵐から離れられないような覚悟を最近始めました(苦笑)。

12/11 かえるやんさん>こちらこそお話いただいて嬉しかったです~。これからもよろしくです^^ なんかコンサートが夏の前にあるかもしれない、みたいな話があるらしいじゃないですか~^^ 初参加の人のレポを読むのはとても好きです。かえるやんさんのも、今から期待しています。というかチケット当落からてんやわんやしてるファンさんを見るのが面白い(笑)。

12/11 凛さん>見てきましよブログ。泣けました。Still...が出たころに一度行ったのですが、久しぶりに行って、この人もやっぱり表現して生きていく人なんだなという、なんとない印象を受けました。嵐くんたちの曲は、がんばれと言う曲より、もう少しがんばってみたら?という暖かい応援歌が多いので好きです。がむしゃらもいいけど、がむしゃらになれない時の辛さも、きちんと抱きしめてくれるような気がする。

12/11 19:16様>凛さんと一分違いだけど、凛さんかしら? 違うかな? はくすコメントありがとうございます。いろいろ試して変えてみたんですけど、やってみたらちょっとコメントとかメールフォームでの文字反映がちょっと遅くてがっかりです。とりあえず年明けくらいまではこれでがんばろうと思ってるんですよ~^^ いい加減CAも冬なのでね。

12/11 鈴木さん>はじめまして~。いつもじっくり拝見なんて、ちょっと嬉しすぎるかも(笑)。初めてのはくすコメントも嬉しいです。考えてみたいなんて思っていただけるなんて、なんか書き手冥利に尽きます。ほんとうに。これからもそんな記事を目指しつつ、書いてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたしますね^^