ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

27 Dresses

27dresses
Directed by: Anne Fletcher
Starring: Katherine Heigl, James Marsden, Malin Akerman, Edward Burns

評論家の評価は平均でC-です。
当たり前です。
ロマンティックコメディー、しかもChick Flick(甘々でキュンキュンで女の子が好きそうな映画)を真面目に評論するのが間違ってるわけですよ。

I say, give it an A.

恋愛映画はハンディーを背負っています。
観客は知っているんです。この二人はくっつくんだって。
出逢って、仲良くなって、揉め事があって、幸せになる。
起承転結です。基本中の基本です。
それを「先が読めてつまらない」とか「予想外の展開の欠片もない」とか言うほうが間違ってる。ドラマじゃないんです。スリラーでもない。ロマンスの王道は忠実に歩くべきです。コメディーならなおさらです。笑わせることも重要ですが、ロマンスならストーリーラインで笑わせようとしちゃいけない。セリフです。会話の広げ方、転がし方、タイミングの取り方。細かい奇をてらって、細かい笑いをとる。そしてストーリで王道を闊歩しながらキュンキュンさせてけばいいんです。ロマンティックコメディーなんて観客が楽をして幸せになるためにあるジャンルじゃないですか。C-で上等ですよ。頭の固い評論家はほうって置けばいいんだ。

James Marsdenがステキすぎて困りました。
あんなに映画館でにやにやしたのは初めてです。にやにやしすぎて恥ずかしくなるくらいステキだった。かわいすぎる。どうしてくれようというくらいかわいかった。そして格好もよかった。Get over hereとか言われたらもう! そのあとにあんな顔されたらもう!(笑) 普通に顔も好きでしたが、スタイルも実はとてもよい、と言うことに映画の途中で気づき、それからLOVEが止まらず困ったことになりました。ソファーに座ると腰より膝のが高いんだ~。もうツボったんだ~(単純)。途中からはもう映画を見ているというよりかはただJamesを見つめているだけだったような気すらします。画面に映ってるだけで嬉しくなっちゃう。困った話です。完全に舞い上がってドキドキキュンキュンしていたのはヒロインよりむしろ私です。そして彼のことも多分私のほうが愛してた(笑)。映画館から駅までひたすら彼の素晴らしさについて友人に熱弁していたあの女の子も相当恋をしてました(笑)。

Jamesはやっぱりコメディー向いてると思います。特にラブコメはかなりいいとこまでいけるんじゃないかと思います。Ashton Kutcherと真逆のラブコメ路線を走ったらいいと思う。ダサくない面白さというか。かっこいい面白さ。要するに王道(笑)。お馬鹿なこともさらっとやってくれる割に、どういう風に自分を見せたら女の子はキャーとなるのかも分かってる。とてもよく分かってる。いやらしい。憎たらしい。けれどそれをそう思わせないくらいさりげない純朴な笑顔をお持ちなんです。あぁもう! あんな顔で微笑まれたら! いたずらな目がそそります。青すぎるその目は罪だ! 罰だ! もっとよく見せろ!(笑)

まるで映画の感想になっていませんが、Katherine Heiglよかったです。コメディーにありがちなやりすぎもなく、安心してみてられる。話は非常に安易です。安易さの問題だけなら間違いなくC-で正当です。けれど楽しかったか、という問題だけなら、Yahooのユーザーの皆さんは正しいと思う。B-で妥当です。私がAをあげたのはJames Marsdenがステキだったから。それだけです。なにか問題でも?

dresses
このシーンがとても素敵でした。演出もストーリーも王道の一点張りだったけど、このシーンだけはとても抜きん出て印象に残ってます。カメラのフラッシュがね。光っちゃうんだよね。でもその気持ちがとてもよく理解できるんです。


パチパチする


PS:今Yahoo読んでて知ったんですけど、彼、元ベルサーチのモデルさんなんですか?! 最近当たりにモデルが多いな(笑)。

PS2:この映画になんとウチのすぐ近所が一瞬出てきます。Bedfordという道の看板と、「わさび」という日本食屋さんが映ってます。私その交差点毎朝通ります(笑)。