ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Andy Roddick 26歳

sfhorna

Andy、お誕生日おめでとう。

こうして26という文字を見ていると、
Andy Roddickという一人の人間の人生において、
たくさんのものごとがあまりにも早く起こりすぎてしまったのではと
不安をぬぐいきれない部分がたくさんあります。

自分であげきってしまったハードルに、
挑戦し続ける彼が
痛ましく思える日がある。

Andyが世界一になった時、彼は今の私より若かった。
夢が現実となった時、
子供の頃から追いかけ続けてきた夢をついに実現させた夜、
世界がそれでは満足しないと知ったその夜の夢はどんなだろう?

戦い続ける彼は傷ついていて
そしてたくましい。
うまくいかない日々を世界中に曝しながら
それでもコートに上がる彼は勇ましい。
テニスというスポーツは、
時に5時間にも及ぶ試合の中で
話し相手もなく、相談もできず、
どれだけ助けてくれる人がいても
結局は実際にコトを起こせるのは自分しかいないのだという点において
私の中でとても人生に似ていて
その戦場に上がるたびに、自分の弱さと自分の強さを剥き出しに
身ひとつで向かって行く彼を私は
応援しているし、心配しているし、尊敬しているし、共感している。

戦うべきものがあるなら
戦うしかない。
そして戦うしかないのなら
挑んでいくしかない。

最近Andyの勝つ試合は、それだけで切なくなります。
勝つだけではもはや満足してくれない
勝ち方にこだわる世界に置かれて
彼はそれでも自分の更なる夢を模索しながら
ただひとつの黄色いボールを追いかける。
戦場に上がったのなら
自分だけを信じる。

がんばる彼を
応援しています。

26歳おめでとう、Andy。
幸せになってね。


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