ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Listening Log: SN: 4x01 Lazarus Rising

英語でいくつか面白かった部分があるので書きます。

自分の墓の周りの木がばっさり倒れてた様子を
Dean: It was like a nuke went offと言ってました。
Nukeってのは核兵器のことです。
核爆発でもあったみたいだったと言ってるわけですが、人っ子一人いなかったことにも言及してるのかな?

Bobbyの家
Dean: Some demon yanked me out...or rode me out
感覚的に考えると、地獄から救い出されるということは、普通は(普通ってものがあるかどうか怪しいけど)引っ張りあげてもらう感じ(yank me out)になるわけですが、この時はDeanは自分はDemonもしくは地獄の住人によって地上に持ち出されたと思っているので、Ride me out=乗り切らせる(壁とかに向かって、下から上に乗り越えていくような感覚)と言い直しています。まぁこの場合は結局Castielだったのでyankであってたんですけどね。Castielといえば、Deanに向かって、I'm the one who gripped you tight and raised you from perditionとか言ってましたが、この喋り方が猛烈に格式ばってて、私はこのキャラ大好きです。直訳すると「わたくしがお前をこの手に掌握し地獄から救い上げたのだ」的な(・・・もうちょっとカッコいい)感じです。Perditionってところがいいじゃないですか。この言葉を聞くとTom HanksのRoad to Perditionって映画を思い出します。あれのJude Lawはよかったなぁ・・・。

モーテルにて。
Dean: So what, now I'm off the hook and you're on?
Off the hookは窮地を脱してという感じ。Hook(鈎針)にはOnにもOffにもなれるわけで、Deanは自分が降ろされて、Samが今度は針に引っかかっている(窮地に追い込まれる)のでは、と心配して怒っている、ということ。s3のKids are alrightでもLisaがBenはあなたの子じゃないわよ、だから安心して、という意味で"You are off the hook"と言ってました。

食べてもいないPieに律儀に金を払ってDinerから出た後(笑)。
Dean: HOOOOOOOOOOOLY Crap, that was close (これ好き(笑)。かわいい。)
Sam: We aren't just gonna leave them in there, are we Dean?
Dean: There are three of them... or probably more. and we've only got one knife between us.
Sam: I've been killing a lot more demons than that lately.
Dean: Not anymore now that the smarter brother's back in town.

このやり取り、引っかかる。Samはこういうの嫌いだよね、絶対。今まで自分が一人でやってきたことを、いきなり戻ってきたDeanに偉そうにTake overされるのを直感的に嫌いそう。

Castiel: It was my mistake.
謝るときに、この謝りかたって、物凄くSincere(誠実で心から悪かったと思ってる)な感じがします。s2のNo Exitで、DeanがJoのナイフをちょっと皮肉っていたら、実はそれがお父さんの形見だった、と気づいたときも、"My mistake"とDeanが言っていました。Castielいいです。何度も言いますがこのキャラ好き。

Dean: I'm not buying what you're selling
BuyとSellはConvincing(納得させる)の付近の会話でよく使います。
例えばYou sold that lie so well that I bought itは、貴方がそのウソを非常にうまく売り込んできたので、私はついつい納得して信じてしまった、というような感じ。

Castiel: You don't think you deserve to be saved
ここのDeanのリアクションはJensenの十八番ですよね(笑)。Deanは痛いトコ突かれると、顎を引くんですよ。言葉に詰まるとそうなるの。一番覚えてるのはs3のDream a Littel Dream of MeのときのDean vs Deanのシーン。他にもたくさんあった。でも顔はがんばって不敵に笑おうとするんだよ(苦笑)。あぁ、このキャラクターは素晴らしく面白い人間に仕上がったと思う。Pilotを見ていた頃は、あの兄貴がこんな人間だとは思いもしなかったわけですよ。Jensenに面白い題材を与え続けたWriterさんたちと、紙面に書かれたScriptをどんどん幾重にも掘り下げていったJensenの才能と努力の賜物だと思う。ありがとう。

ところで、LR、まだ見てます。
SNの中で、あっという間に今までで一番見たエピソードです(苦笑)。

Samが変わってしまった、ということなんだと思うんですけどね?
もはやSamは私たちの知ってるSammyじゃなくなってしまったわけで。
いいんだけど。
その変化が必要だったことは理解できるし、
そう変化するであろうということも分かる。
分かるけど。

あのねぇ、寂しいんですよ。
それだけなの。単純に。
なんていうか、
ImpalaのShotgunに存在していた彼のイノセンスが消え果てしまった気がする。
彼は今はDriverなんです。そしてShotgunには誰も乗せないで一人で走る。
それには次第にDeanも気づいていくでしょう。
気づかないワケがない。
あぁ切ねぇ(涙)。


パチパチする

↑はくす、ちょっと変えました。コメントも一回で長く書けるようになりました・・・なったはず(笑)。どうだろう? お名前は残さなくても大丈夫です^^