ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

流星の絆: Ep.1-4

私は世間知らずのままRiskyにも社会に出てしまったため、大学のEducationだけではPerfectには程遠いことを身をもって学んでいる真っ最中ですが、何か?(笑)

4話まで滞りなく楽しませていただきました。
クドカンにはクドカンしか書けない、ということがよく分かった気がします。(笑) でもそれでいいんじゃない? 原作を読んでいない私なので、ひとつの大変面白いテレビドラマとして十分出来上がっていると素直に思えます。演出の金子文紀さんと石井康晴さんも作品だけ見ると結構コメディー寄りの方のようなので(Wiki調べ)、今後そろそろシリアスに下る瞬間とその後の展開が今から楽しみです。金子さんはハンドク!!!で一度ニノと仕事をしているみたいなんですが、確かあのドラマも、始めかなりコメディー色が強くて、そこからシリアス&ダークに転落していったんだよね? 今回もそんな感じにするのかなぁと、見込んでいるんですが、どうだろう? 石井さんはやまたろさんで一緒だったみたいですが、私、あの時、正直、ニノはコメディー苦手なんだな、と思ったんです、実は(スイマセン)。今回も狙わないといけない時に、ついつい狙いすぎてしまってる気がたま~にするんですが、他のときは全然そんなことないので、アレは脚本というか、やりやすさの問題なのかなぁ? それともDirectionの問題なの? 誰か、ニノに、コメディーってシリアスと比べて難しくないですか? と聞いてください(笑)。魔王の時と違って(笑)、コメディー調だからか、とりあえず笑っとけばいいやみたいなスタンスで観ているからか、演出で「エー」と思う点はあんましないんだけど、海のほとり? 防波堤? 4話でしーとたいちゃんが二人で歩くところだけは、歩調を合わせてくれたらいいのに、とは思ってしまいました。同じ歩調で一緒に歩く、血の繋がらない、絆だけの兄と妹。イイ(好みの問題)。雰囲気出たと思うんだけどな~。

1話の初っ端からライティングが毎回とてもきれいで、楽しみにしています。夜の町並みライティングも闇に映えてとても好きなんですが、ジョージクルーニーだっけ? お兄ちゃんの働いてる洋食屋さん。あのお店のライティングがだいだい色でとても暖かくて、毎回癒されます。照明さん素敵。

錦戸くんも戸田さんも、演技は前にちょろっと見たことがあるだけなので、よく知らなかったんですが、二人ともコメディー楽そうですよね。戸田さんって完全コメディーのドラマとか出たら、相当面白い気がするんですが。

4話の最後のあの10秒。たいちゃんがお兄ちゃんに眼をやった瞬間、PC画面に向かって「さあ来い二宮!」と叫んでしまった私ですが(笑)。ちょっと余韻が短かすぎたのが個人的には残念でしたが、二宮ファン(あれ?)としては大満足でした。うふふ。いいぞ二宮! サイコウだぞ!(喜)

私は青の炎(←)のときも黄色い涙(←)のときも書きましたが、二宮和也さんという俳優さんの本当の恐ろしさは、何でもないことのように画面に存在し続けておきながら、「ここで見せる」という場面で、期待に違わず強烈な表情のひとつをかまして、その瞬間に至るまでの総てを軒並み殴り倒してくれるところにあると思っています。次回予告を見ているのに頭の中はまだそのシーンの残り香でいっぱい、みたいな。3話の「殺されたんです。」とかもそう。今回の二宮さんは薄っぺらくて冷やかな悪意でもって、激情がとても閑静で素敵です。二宮さんの十八番。静かな暴風。

4話でお膳立ては整ったわけですから、ここからどう展開させてくかが重要ですよね。そろそろ回想シーンは減っていってもいいのでは・・・。もうちょっと、現在のお兄ちゃんの頭と心がどこら辺にあるのかを知りたいです。友達が一人もいないってのはどういうことなんだろう?

パチパチする