ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Remains

今日も雪です。
積もるくらいの雪。
きっと明日の朝も残っている。
寂しくないくらいの雪。

昨日はコートも要らないくらいの暖かさだったので油断していました。
お昼ごはんに出かけて、チキンサンドイッチをほおばっていたら、
窓の外にばかでかい雪が舞い始めました。
直径5センチくらいあったよ。

私の出身は雪国ではないので、
あんなにおっきなものが
あんなにゆっくり、
あんなに高いところから降りてくるというのがなんとも不思議で、
コーヒー3杯分居座って、ひたすらに窓の外を眺めていました。

だんだん勢いが強くなるとね、雪って地面にぶつかるんですね。
雪合戦で雪がぐしゃぁってなるのと同じみたいに。
It smashes into the ground. And spreads itself all over the place.
でもとてもそんなに急いで落ちてきたみたいには見えないんだな。
ゆらりゆらゆら
ふらりふらふら
迷っているようで、でもぶつかってくる。
白いぶちがアスファルトを覆っていく様は
素人が描いた芸術作品のよう。
存在の主張。

NYの雪は、どうしても目に入ります。
前が見えない。
しかも痛い。
だけど歩いて家まで帰る。
帰る。
そしてまた明日、外に出て、
白銀の世界の中、
私は溶けずにここにいるのだということを実感したい。

パチパチする