ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

SN: 5x03 Free to Be You and Me

*Supernatural Season 5 の Reviewです。*
*今回写真もあります。*
*避けてらっしゃる方は以下ご注意。*

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Samがハダカで寝てます!(笑) まずはとりあえずはそれだよね(イヒヒ)。

このエピソードは、予見するべきだったのに完全に不意打ちで明かされた事実がたくさんでした。だってそもそもJessが出てくるところからして5x01のLuciferの手口とまったく一緒じゃんね? くそう・・・。Samのハダカに気をとられるとこうなるのです(苦笑)。他のことに頭が全然回らない。

このエピソードのJaredがとても好きでした。・・・ハダカ見せてくれたからじゃなくてね?(笑) s5が始まって以来、VulnerableなSamがたくさん見れて、私はナゼだか非常に嬉しいです。Sammyって感じがする。s3やs4での自信で中身が詰まっていてはちきれそうだったSamとは明らかに表情や佇まいが違っていて、その変化が嬉しいです。こんなSamなら、理解してあげられる気がする。Jessの帰還は正直4x22のWhen the Levee Breaksあたりで来てもよかったんじゃないかと思っているんですが、でも彼女が出てくることによって、彼女の口から語られることによって、前のシーズンで汚されてしまったSam Winchesterがどういう人間なのか、という基本的な絵が、もう一度しっかり描かれたと思うのですよね。Samは自分の周りにいる人間が傷ついていくのを自分のせいだと思っていて、それを怖がっていました。特にSeason1のころ。今となっては懐かしい肖像画のエピソードがありましたが(タイトルが思い出せない。SamがSarahという女の子とデートに出かけるエピ)、そこでとても顕著になったSamを構築する重要な基盤です。Jessが死んだのは自分のせいだと思っているし、お母さんが死んだのも自分のせいかも知れない。それをJessに面と向かって肯定されたらそれは辛いよ。

ちょっと話が逸れるけどさ、ごめんなさい、突然街にやってきた、長身で胸板の厚い、あんな顔したバーテンさんが、無口でミステリアスで、めっちゃ難しいクロスワードパズルとか難なくやってのけたりして、挙句にダーツがあんなに上手かったら、私は申し訳ないけどその場で襲うよ?(爆笑) カッコよすぎだろあの場面(笑)。しかし容赦ないねSam。何があっても話さない、という意思表示が素敵です。

Cas and Deanは非常に愉快でした。バッジが逆さ! Demons! Demons! 笑。Cas, shut up. 笑。パートナーというよりは、この二人はお友達だね。恐らく嘘と引越しばかりのDeanの人生にきちんとしたお友達はいなかったと思うので、Deanにとってこの関係は新しくて気楽で、楽しいのじゃないかと思う。Raphaelを前に、Don’t look at me, it was his idea. と罪の全てを擦り付けるDeanに、Casが「何だと?」という無音の睨みを利かせる瞬間がお気に入り。You are my little bitch.とか大爆笑。Deanの言葉遣いがうつっている(苦笑)。なにより、下着の女の子に囲まれて恐怖で泣き出しそうなCastielは今シーズン最大のヒットでした。その後女の子にののしられてる時の、ちょっとコートの前がはだけちゃってるMishaに意外とときめいたりしてしまった。普段スーツ+コートを崩さない人だと、コートが半分脱げただけで嬉しくなるようです(笑)。投げつけられたお金を手で軽く避けようとするしぐさもなんかカッコよかった。しかし以前Jensenのエントリをしたときに書いた気がしますが、このシリーズを通してコメディー担当のDeanですが、本人が声を出して笑って純粋に楽しんでいるシーンというのはまずありません。多分Season1のHell Houseで、最後に死んだサカナを車の中に置いてやった! という話をしてるとこで笑ったのが一番楽しそうだったと思う。それくらい。ちょっと崩壊しているのです、Deanは基本的に。多分その事実に本人もようやく気付いた(遅)。しかし結局Deanにひとりは似合わないということがよく分かったエピソードです。側に誰かいてこそのDean。I’m happyとかいいながら、Casが立ち去ると寂しい。人は一人でも生きていけるけど、一人では幸せになれない。Dean Winchesterは、それの極限にいる人間だと思う。

Barでの殴り合いのSceneのSamはとってもとってもHotでした。この人は前髪が落ちるとめっちゃ格好良くなる。喧嘩になる前、I did it. と言葉にする直前にちょっと首を傾げるのですが、そこもすき。今回のエピソードで明白なのは、SamはLessonを学んだ、ということです。前回のエピではナイフから滴る血に魅入っているようにも見えたけれど、今回差し出された小さな管にSamはとても怯えていた。Demon退治の道具にされて、可哀想です。あれって理解としては、Samは少し血を飲んでしまって、だから直後にとても強くなった、と考えるのが正しいの? それとも全部口の中で止めていて、不意をついて逆襲したと思うのが正しいんだろうか? 私には後者のように見えていたのですが、他の人のReviewとか見ると、前者が正しいのかな? 我に返った時のこの顔が凄く印象的です。

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なんか反抗期の青年の苛立ちみたいな。あと、そのあとの表情の変化。

03-2

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JPは体つきがしっかりしてるだけに、その気になると迫力がありますが、ちょっと俯くと幼くなるから不思議です。

笑ってしまうくらい先を読めていなかった私。JessからLuciferに変わったときに心底ギョッとしました。あの映像よく出来てたよね?(責任転嫁) そして私はLuciferのキャスティングが終わっているという事実から、SamがLuciferのVesselであるという可能性を完全に排除していたので、言われてみれば確かに全てのつじつまが合うのですが、とにかく吃驚しました。そうか。そういう話が作れるのか。DeanがMichaelのVesselですものね、それが確かに正当な攻め方だ。うーん。びっくりした(苦笑)。そして泣くなSam(もらい泣き)。だってお兄ちゃんは勇敢で正統な天使に見初めてもらえるのに、自分はDevilですよ。そんなんないよね。あの右目からほろっと落ちた涙にやられました。JPってこんな泣き方も出来るんだね。素敵。

しかしいつも不思議に思うのは、Johnは一体どこらへんまで知っていたのでしょうか?(苦笑) どこまで分かっていてDeanにSamを殺せと言ったのかしら。そしてRubyも言っていたIt always had to be you. というAlwaysは一体いつからのことを指してるの? 私はとりあえずs2の最後でJakeを殺して勝ち残っちゃったときから、という考え方をしているのだけど、どうなの? あってるの? だれかー!(笑)

私の思う、ベッドの上の美学。

3-05

3-06

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3-10

3-09

やばい。

すきすぎるぜPadalecki。

ぱち。