ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

英語の始めは、ABC。
歌の始めは、ドレミ。
幸せの始めは、アラシ。

どんな時にも
列を組んで
みんな楽しく
ファイトをもって
空を仰いで
らららららら
幸せの歌
さあ歌いましょう

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Music: Book of Days – Enya

私の信じる
嵐の本当の強さは、
「トップになりたい」という言葉を
細かく定義する必要がないところにあります。

どこにあるかも分からない頂点を、
みんなで同じように見据えながら、
ごく自然にスクラムを組むことが出来る。

国立のDVDを見ていつも思うのは、
そこにあるのは、
立派にひとつの国だということです。

嵐を好きな人だから分かる言葉があって、
嵐を好きな人だから分かる優しさがあって、
そこで共有される理解の度合いは、
立派にひとつの文化なのです。

嵐の国の人口を考えた時、
私たちはとても文字通りの意味で、ひとりじゃない。

同じ夢を見る。
幸せって、いつからこんなに確かなものになったんだろう?

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一日を、大切にすること。
今を、楽しく生きる努力をすること。
東から昇ってくる太陽を待つよりも、
西へ沈んでいく太陽に意味があったと思う毎日を選ぶ。

生きていくということはきっと、
そんな単純なことでいい。

大きな画を見ようとして、
唯一つのゴールを見据えて、
そこへ辿り着くことで人生全てを幸せにしようとして、
現代は今を踏み台にして、犠牲にして、
そして幸せを知らない。

明日トラックに跳ね飛ばされたら、
人生の全てが不幸のまま終わってしまう人は、
思っている以上にたくさんいると思う。

小さな可笑しさに腹を抱えて笑うことは、ほんとうは頭が弱いこととは違っていて、
ささやかな喜びを糧に日々を生きていくことは人間の弱さとは違う。

何のために生まれたのかを知らない。
だから今を生きる。
だから今できることをしよう。

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5000枚の色紙を、一年かけて書く。
もし、彼らがたくさんの人間を虜にしたいのなら、
一人ひとりそれぞれが5000枚を書けば済む話なのです。
そうすればファンだって当たる確率は5倍です。
例え好きなメンバーのサインが当たらなくたって、
嵐のファンクラブなのだから、
という傲慢さで捻じ伏せたってちっともおかしくない。
だけど彼らは5人で合わせて5000枚を書きたかった。

5人の5000枚です。
5人だから5000枚になったし、それ以上にはならなかった。

やさしさは時に人を気付かせる。
ひとりじゃないからできることは、
本当はこんなにも意味があって幸せで果てしない。

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ひとりずつの声が重なって、
ひとりでは成し遂げられなかった何か大きなものになって、
そうして風船が舞い上がっていく先に、
限定される必要のない、
漠然として、
でも怖くない、
同じ大きな空がある。

沈んでいく西日が、
みんなに公平に朝焼けを見せて、
そして私たちは同じように幸せでありがたいもう一日を生きる。

同じように嵐を好きで、
同じように小さなことで笑って、
私は出会ったことのない皆さんと、
同じように5という数字を愛すのです。

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5色の虹のふもとにあるのは、
お宝ではなくて夢です。
小さな何かが、いつか大きな何かに変わるという夢。

私たちはそれぞれの毎日で笑いながら、
その夢を現実に変えていく。
     
嵐さん、
10年。
大きな事故にもあわず、
多忙なスケジュールにも関わらず健康でいてくれてどうもありがとう。

これからも身体に気をつけて、
心にはもっと気をつけて、
素敵な5人でいてください。

Music Video: Do Re Mi – Julie Andrews  @ Belgium

嵐さん10年目通過、おめでとう。ぱちぱち。