ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Barefoot in the Morning

Music: Hearbreak Warfare - John Mayer ←

とても楽しくない連休のはじめ方をしたのですが、
その後逐一楽しくて、
なので帰る道が一人ぼっちでとっても冬で、
そういえば私は冬が一番好きだったのだと、
白い息をわざと吐き出したりして、
そうしてまた元気になります。

John Mayerの新しいアルバムBattle Studiesを買ったのですが、
あんまりにも優しくなっててびっくりしました。
前のアルバムで、悩み、というか、モノゴトの見方に対する思考の流れを曲にしているような、
考えている様の良く分かる曲が多かったのもあって、
このあけすけな音についうっかり泣きたくなる。

冬の朝に聞きたい曲です。
冷たい床に、はだしのつま先をつける瞬間の心地よさ。

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実は今年のはじめにやろうとしていたプロジェクトがあって、
それは突然日本に帰ってきたことで宙に浮きっぱなしになっていたのですが、
それを再始動させようとおもっています。

ちょっとドアを叩いたら、
ひょっとしたら少し扉が開いたかもしれない。

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頭の中が四方八方に散らばっていて、
こういうときは、昔は
I'm all over the place. という英語の意味が分からなかったことを思い出します。

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週末に読んでいた本で、
目が醒めてみたら30歳で、
でも19歳からその間の記憶がすっぽり抜け落ちている人の話がありました。

彼はその10年の間に、
愛していた恋人の心を木っ端微塵にして、
そうして見捨てられて捨てられて、
ダメ人間になったのだけど。

それを彼は覚えていないのね。
目覚めて彼はもう一度19歳で、
もう彼を愛していないその当時の恋人を、まだ大好きでいるのです。
そうして思い出したことと、思い出せないこととの全てを謝りにいくのですけど。

ごく一般的に切ない話で、なんだかこんな映画があったような、
と思いながら読んでいたのですが、
どうしても捨てられない記憶というものがあるとしたら、
それはNYでとても大変だったことなんだと、
ビックリするくらい強く思った。

NYに自分がいったのは、仕事をもらえたから、という単純な理由で、
その単純さにかまけたせいで自分は今悔しくも日本にいるのだけど、
NYだけは譲れない。

あの街の魅力は、
考えれば考えるほど謎です。
どれだけの人間に溢れていても、
どれだけの色彩と音楽に溢れていても、
あの街はなんだか酷く、自分だけのものに染め上げることが出来た。

自分が見方を少し変えるだけで、
街のありようそのものが変化していく街。

なんというか、カスタマイズできる街、というのかな。
こだわれる街。

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健康的に眠くなったので、今日は寝ます。
最近お仕事が忙しくて、
がんばっているような気もするし、
間違っているのは分かっているけど、
NYの頃と比べたりしてがんばり具合に違いがあるような気がして、首を傾げています。

もう少し、磨り減ってもいいんじゃないか、自分。

擦り切れたところに残る、
究極の消去法で明かされる、真実の自分、というのを、
見てみたい気がする。

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机を買おうと思ってます。
地べたに座るのはさすがに飽きた。
そしてPCが使いにくい。
ケツがいたい。

IkeaでNYの頃に使ってたのと同じ机を買おうかなあ。
そしたらエントリもしやすくなるよ!

・・・そしたらはくすも溜め込まなくなるはず。

パチパチ。はよ買え。