Cutting Room Floor
Music: So Close - Jon Mclaughlin ←
*まことに勝手ながら、現在パチコメ返信休業中です*
*だけどいつもありがとう*
*がんばり損ねているけど、まだここにいます*
大学時代のお友達が結婚しました。
日本人だけど韓国人の彼女と、アメリカ人の彼が横浜で結婚すると、
どうなるのかなんて想像もつかなかったけれど、
彼女と出会った大学初日に、
あの子が、あの彼とこうして結婚するなんてことも、
想像つかなかったなぁ、と思う。
想像つかないことはたくさんあるんだ。
だけど想像し続ける。
そうして想像しているうちは、それが現実になることこそが、幸せの最果てのような気がしている。
ほんとうは、もっと幸せな幸せがあるんだ、どこかに。
それを感じられる身体を私はたぶん持っている。
だけれどそれをたまに忘れるの。
Mimiちゃんも一時帰国しました。
3泊4日で、そのうちの半分は酔っ払っていたけれど、うちに泊まっていった。
だけど彼女はNYに帰ったよ。
もうここにはいないよ。
いつでも会えると思いながら、
いつでも呼べると信じながら、
私たちはタイミングを探す。
私たちは正しい瞬間を待つ。
そして誰も叫びださない夜の最中に、
不安は臨界点を突破する。
きっと私たちの人生はもう二度と交わらない。
同じ街で同じ日常を過ごすことはもうきっとないし、
同じ時に同じように暇になることはもうきっとないし、
同じ時計で同じ歩幅で夢までの距離を測ることはもうきっとないし、
同じ生活で同じ天気で毎日の幸せを量ることはもうきっとない。
会話の中には説明が増えて、
句読点の代わりに疑問符がついて、
そんなふうに終わらないパズルを埋めながら、
浮かび上がってくる私の知らない彼女の今を手探りする。
何も言わずに分かり合えている自信はもうないなあ。
そばにいてと今言ってみても、
私は幸せにならないし、
彼女は幸せにならないし、
お互いに寂しいままのような気がする。
何が変わっても、
もう通らないバス停を、私たちは後にしたんだきっと。
だけど、
どこかの駅でめぐり合うなら、
Mimiちゃんがいい。
来月の頭に、10日くらい仕事で中国に行きます。
何かが変わるのかなぁ?
期待は、しない性質です。
でもドキドキしたい。
もうちょっと生きている実感がほしい。
失っているものに気付かないスピードと、
手に入れるものにぶち当たっている実感がほしい。
パチパチ。