ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Smile into the fear and let it play

Music:  Brave - Josh Groban

この一年がなんだったのか、
まったく心の整理がつかないのはなんでなんだろうと考えていた。
何かができるようになった気もしないし
欲しかったものが手に入ったのかどうかもよく分からない。

イギリスに獲りに来たものが学位だとすれば、
それは手に入れたけど、
私はたぶん別にそういう名詞が欲しかったわけじゃなかった。
だけどそれ以外に自分が何を達成したって言えるんだろう?

一年の間には、けっこう自分を見失ったんじゃないかとも思うし、
怠け者になったような気もする。
一生懸命じゃなかったんだよね。
恥ずかしいくらい手を抜いた。
卒業はできることになっているけれど、
全力じゃなかったことは自分でよく分かっていて、
それを他の人に知られたくないと思っていて、
だから冷え切ったこの指先で、
何が掴めたのかなんてもうわからない。

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帰国前にロンドンに寄って、
公私ともにお世話になっている方のおうちに泊めていただいた。
私に向かっていっしょけんめいお話してくれる5歳の娘さんと、
一緒に全力でかるたとかパズルとかで遊んでいたら、
久しぶりに邪念のない時間が過ごせたような気がした。

頭が少しすっきりした。
なんだか心も浄化された気がする。

そうか、これは
別に今分からなくてもいいことなのかも知れない。

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どこにもたどり着かなかったし、成果も可視化はできないけど、
ベクトルが理想と違う方向に向いていただけで、
もがいて足掻いてじたばたした。
そういう一年だった。

私は、何か新しいことができるようになりたくて、
これまでとは違う未来に繋がるドアを出現させるために、
イギリスへ出かけて行ったんだったと、
日本に帰る飛行機の中で自分に確認する。
見えている未来を両手を広げて迎えに行けなくなったから、
無い道を手で掻き分けて進むことにしたんじゃなかっただろうか。

何も達成されなかったのは、ここがゴールじゃなかったからという、
それだけのことでいい。

私はたぶん、無い道を掻き分けるその手を、
手に入れたところなんだきっと。
スタートラインにもう一度立っただけ。

手元に何があるかなんていうのは、
歩き出してから見えてくる真実が見えてくるもののような気もする。

いまこの瞬間に分からないといけないことなんてない。

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私はただ怖いだけなのだと思う。
自信がない。
自分にできることが分からない。

いまというこの瞬間の自分の強さも弱さも分析できないまま、
丸腰で社会に出ていくことが怖い。
だから武器を手に入れたくて、
これまでの勲章をリストにしようとしている。

But why?
そんなものはやってみないと分からない。

勇気。
勇気。
今私に必要なものは勇気。

自信を持つ。
私には、この一年でできるようになった何かがあると、
盲目に信じる。

もがいて足掻いてじたばたした波紋は、
きっとどこかに届いている。

届いていて欲しい。

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Mimiちゃんのおうちにお泊りして、
月曜日の面接に備えます。
あんまりお勉強できていないので不安はいっぱいだけれど、
とりあえずスパートで頑張る。

スパートは得意だ。

そう信じる。

パチパチ

■凛さん> ありがとうございますー! まだハワイの嵐さんたちにも追いつけていないのだけれど、きっと一気に追い上げる日があると思う・笑。圭くんの試合、実は観に行きましたー。現地の方もたくさん応援して下さって楽しかったですよ。