ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Paint the Sky with Your Colour

Music: Nuvole Bianche - Ludovico Einaudi  ←

面接を受けてきましたが、
全体的にしっくりこない感じでした。

久しぶりにお会いできた方たちもいて、
凄く優しく迎えていただいて嬉しかったのだけどね。

面接会場の中に入って、ようやく私がいただこうとしている席は、
幅広く理解と共感を得られて設置されたものではないのだと分かった。
というかそう感じた。
実際は分からないけど。

質問の数も面接の時間も多くなかった中で、
上手く回答できなかったものが一つと
今思い返しても悔やまれる回答が一つある。

一つ目は、
海外が長いし、帰ってこようとしている団体も日本では特殊な場所だけど、
その偏りにどう対処しますか?
という質問。

偏りという言葉を使ったわけでは無いけれど
要するにそういうことだった。

向こうは何が聞きたかったのか今でもよく分からない。
というかそんなこと考えてもみなかった。
なので準備不足と言われればそれまで。
仰る通りです。

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それって偏りなんだ。
…偏りなんだ?
そんな風に考えたことはなかったし、
そんな風に考えたいとは思わないけど、
そういう風に見えることもよく分かる。

だけど突き抜けろと言うよね、社会は。
専門性を身につけろと。
戦える武器を持てと。

しかしそれは偏りとも言うらしい。

じゃあどうすればよかったと言うんだ。

好奇心を忘れず様々なセミナーや交流会などに出席して社会の勉強を続けます。
と申し上げてみたけど、
別に偏りに対処するためにそうしたいと思うわけではない。
偏りがなくてもそれは面白そうだと思う好奇心を持っている私は。

単純に就職後も向上心を以て勉強を続けますとか、
そういうことを聞きたかったのならそれでいいのだけど、
一度しか歩めない人生の道筋が直線だからと言って斜めから突っ込んでこられても困る。

勉強が必要なら勉強するさ。
だからわざわざ会社辞めて自腹切って海外で勉強してきたんじゃないか。
それ以上の何を確認したかったのか分からない。

分からないことにイライラしているのか、
このイライラが正当なのかどうかも分からないところまで
自分が社会人ボケしていることに恐怖を覚えているのか、
正直分からないところが、
自信を持ってむかつけない理由なのだと思う。

しかし本当は非常にむしゃくしゃしている。

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間違えた、と思っている回答は
人生の一部。

質問は、
貴方にとっての仕事を一言で現わしてください。
だった

「生きがいという言葉以外で」と言われたものだから、
それに反発したくなって(生きがいだなんて思ってるように見られてるのか)
ついそこの部分に拘ってしまった、という言い訳はある。

嘘の回答ではないけれど、間違えたと思う。
無くても人生は続いていくと思うし、
続けていけると思うけれど、
大事だと思っていることも伝えられたらよかった。

ほんとうは、
人生を豊かにするもの。
と応えたかった
と思う。
これまでそうだったと思うし、
そうあって欲しいと思っている。

人生を豊かにするもの。

一生懸命過ごす時間に
それくらいの価値はあって欲しい。

環境を共にする貴方たちに
それだけの賭けをしているのだ私は
ということも
伝えたかった

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返事が来ませんが、
正直そこまで不安でない自分がとても気になっている。

自信があるという不安の不在ではなく
どうでもよいと思っている不安の不在。

どうでもよくはないけど
どちらでもよい。

…とか卑屈に思ってしまう自分を正して、
前向きに明日も電話が鳴るのを待ちます。笑

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この未来に賭けたんだよ私は。

がんばれ!ぱちぱち