ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Andy @ US Open 04 in QF

http://www.usopen.org/en_US/news/interviews/2004-09-09/200409091094828685285.html
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意訳ではありますが、間違いを見つけられた方はRoxieまでぜひご連絡ください。
J. JOHANSSON def. A. Roddick

6-4, 6-4, 3-6, 2-6, 6-4

An interview with:

ANDY RODDICK

Q. 君が随分ブレイクポイントを握っていたのに、決定的なチャンスもあったし、けれどそれをものにできなかったのが今日の敗因じゃないかと思うんだけど、どう思う?

ANDY RODDICK: そうだね、そのとおりだと思う。そもそもどれくらいのブレイクポイントがあったか、そしてそれをどれほど結果に変えられたかというところ以外は、あまりふかく考える必要もないくらいだよ。それが今日の試合のすべてだったんだ。僕にチャンスはたくさんあった。でもそれを生かせたのはほとんどない。相手は手にしたいくつかのチャンスをほとんど結果に結び付けてきた。彼が手にしたひとつひとつをね。だからそれがほとんど・・・それがこの試合のすべてだよ。でも危ういところを踏ん張りきった相手がすばらしかったというのもある。

Q. どうしてそんなことが起こったのか、思い当たることはある? どうしてブレイクポイントをブレイクゲームにできなかったかということについてだけど。

ANDY RODDICK: 相手がよかったんだよ。ありえないようなサーブを打ってくる。すごいサーブなんだ。ブレイクポイントになると、それがさらによくなるようだったし、そのわりに僕のほうはそこまでうまくできなかった。僕らしくないことだけどね。だけど、なんていうのかな、第5セットでは、あの場では、結構いけるんじゃないかとは思ってた。でもそれをものにすることができなかったんだ。

Q. 彼のサーブを見ていると、なんだか、ロディックを超えたロディックを見ているようだと言う人もいるんじゃないかと思う。それについてはどう思う?

ANDY RODDICK: ホントにそれがいい名前だと思うんだったら別にいいんじゃない? 世間ウケするかどうかまでは知らないしさ(笑)。なんかやっぱ安っぽいと思うよ。僕はあんまりいい綽名じゃないと思うんだけど。

Q. 君がミスしたクロスコートのバックハンドについて、審判と話していたよね。その後のゲームの時も、そのことはまだ頭にあった?

ANDY RODDICK: いやいや、そんなことはないよ。ただ単にそのゲームをものにするチャンスを自分にあげられなかったってだけだ。相手はそのゲームの早い時点で、僕に点を取らせないようにプレッシャーをかけてきていたし、僕にとってはいいゲームじゃなかったし、なんていうか・・・そんな感じ。


Q. Johanssonが君たちはジュニアの時に結構一緒にプレイしたといっていたんだけれど。ダブルスを組んだりとか。

ANDY RODDICK: うん。

Q. 彼、サンホゼでもいい試合をしていたよね。それは向こうが君のことをよく知っているから、対戦相手としてみてもそれほどびびらなくてすむからかな。

ANDY RODDICK: それはちょっと大げさだと思うよ。僕は、なんていうか、僕は他にもかなり多くのプレーヤーを結構よく知ってるし、負かしたこともあるし、だからそれが原因とかは全然思わないよ。それにジュニアなんて5年も前のことだ。分かるだろ、あの時からいろいろなことがあったしさ。そういう考え方は今夜一度もしなかったよ。

Q. 第3セットに入る君の勢いにはかなりのものがあったよね。コート上のすべてを支配しているように見えたんだ。それがひっくり返ってしまったのはどうしてだろう。

ANDY RODDICK: たった一つのゲームだけでことは変わるものだよ。相手の全てのサービスゲームに僕は随分食らいついていったと思う。でも向こうは僕のサービスゲームひとつに入り込んできて、それを奪っていった。運がなかったといえるかもしれない。それか第5セットで自分があまり攻撃的でなかったというのもあるかもね。だけどね、みんなが見ていたのが、実際に起こったことそのものなんだよ。僕は多くのゲームで相手を苦しめたし、雰囲気もとてもよかった。どんな雰囲気だったかうまくいえないけど・・・そうだな、さっきあなたが言ったように、すごく自分の勢いってものを感じていたと思う。でも結局ほんのわずかな時間で、全てはまるで変わってしまうものなんだ。それが試合なんだと思ってる。

Q. 今までに、僕の記憶では30ポイントだったと思うけど、それくらいトータルでは大量リードを取っておいて、それでも負けてしまったという試合はあった?

ANDY RODDICK: 多分ないよ。とっさには思い浮かばないね。

Q. そういう負け方を認めるのは悔しい?

ANDY RODDICK: いや、なんていうか、そんなことはないよ、僕は・・・だって、1000ポイントゲームで501点とったら勝ち、という試合をやっているわけじゃないから。3セット先取なんだ。足をすくわれそうな引っ掛けのある点の数え方ではあるよね。でも試合は5セットマッチなんだよ。相手はその5セットの中から3セットをとった。そして彼が試合に勝つんだ。何点とったかということは意味がないんだよ。その点をどうやって勝ったかということが問題なんだ。だから人は試合の流れを変えた一点にこだわるし、その他の20点だか27点分はあまり関係ないんだ。彼が重要なポイントを持っていったわけだからね。

Q. 彼はこれから先もも大舞台に出てくるだろうか。

ANDY RODDICK: うん。実際のところ、ジュニアにいたころから、そうなるだろうと思ってたんだ。ジュニアの中でもあのサーブは目を引いたし、なんていうのかな、今になってやっとというか、彼が頭角現すまでここまでかかったことが僕にとっては意外だよ。こういう舞台で活躍する選手だと思うんだ。

Q. Top10入りできる選手だと思う?

ANDY RODDICK: もちろん。彼には武器があるし、これからもまだ伸びてくる。まだまだ上達する余地のある部分もたくさんあるしね。だからそうなるべきだと僕は思うよ。

Q. 第3セットは以外はあまり前に出てこなかったよね?

ANDY RODDICK: そうだった? そうするべきだったかな。

Q. この大会に入って、君は今日の試合までにも4つのすばらしいパフォーマンスを披露してきたよね、ディフェンディングチャンピオン。敗者としてコートを降りることになって、今はどんな気持ちだい?

ANDY RODDICK: そうだね、いい気分はしない。だけどそれと同時に、最後まで投げなかったし、自分の持っていた全てを出し切ったという気持ちもある。自分ではこの大会に向けてとてもいい準備をしてきたとおもってたんだ。なんていったらいいんだろう。ショックだよ。それに残念だ。だけど、僕はべつに・・・うーん、分かんないな。大丈夫だよ。僕は立ち直れる。やっぱり今はいい気はしないよ。でももし僕がここで落ち込んでいなかったら、それではきっとダメなんだ。

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結果は残念だったけれど、先の分からない白熱したいい試合でした。
これからもがんばれAndy!!