どんなに叫んでも響かない声が
暗闇に吸い込まれていく
いつか地球が5万回回転したら
闇を渡ってあなたにも聞こえるだろうか
何処まで行ってもたどり着かない未来が
地平線へ取り込まれていく
形振り構わず流れに逆らって歩き続けたら
いつか逆さまの未来にめぐり合ったりできるだろうか
恋しくても悲しくても
それは言葉にはできなくて
寂しいと会いたいと
言ってしまったら
その音の響きに怯えるのは自分だから
見ることのない夢の向こう側で待っていて
いつかそこまでたどり着くまで
どうかそこを動かないで
どうかそこで待っていて