ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

if silence was a song

Ah yet, when all is thought and said,
The heart still overrules the head.
– A.H. Clough


マッシュルームとペペロニのピザを温めて貰う。
パマジョンだと思って振りかけたらガーリックだった。
3分の4も食べ終わった頃にそれに気づく。
心配ない。
ガムがかばんの中に入っている。
黒いゴミ箱の上に置かれたダンボール。
その上にハエがたかっているのを見ていたら昼休みが終ってしまった。
仕事場に戻る。

左足の脹脛が痛い。
たまに寝ている間に攣る。
けれどそういう時は目が覚めるものだ。
昨日は何度も目が覚めたけれど
脚が攣った記憶はない。
筋肉痛だろうか?
おかしいこと全てには理由があるはずだ。

PCから顔を上げると窓の向こうが見える。
鉄格子のはめられた窓。
仕事場の窓。
逃げられない。
日が短くなった。
雨は降らなかった。

もう長いこと電話していない。
「娘ですけど」というと、嬉しそうにする。
忘れない声。
でも今は話せない。
話したくない。
きっと死ぬときまで夢を見続ける。
兄が一人欲しかった。
だけど母には言えない。
たくさんのたくさんのいえないこと。

My heart needs to be stronger and yell louder.
My head doesn't seem to wanna give in anytime soon.

*はくす・コメントありがとうです。I'm still here breathing.*