Proud
Wimbledon 2009 Final
[1] Roger Federer def. [6] Andy Roddick 57 76(6) 76 (5) 36 16-14
match duration: 4hr 16mins
Andyの目が、
鮮やかなブルーグリーンに光るのを見て、
いいよ。泣いていいよ。
と思った人が、
世界にどれだけいることだろう。
2セット目が終わった時に、もうダメだと思いました。
・・・本当はちょっと、試合が始まる前からもうダメだと思ってた。
よもやまさか、こんなことになるなんて。
私は前に、Andy Roddickという選手にあるのは、
人に夢を見させる才能だと、書いたことがあります。
ひょっとしたら、と思わせて止まない彼。
ひょっとしたら、とたくさん思った。
お願いだから、とたくさん祈った。
夢ってこうやって目標に変わっていくんだと、
まざまざと見せつけられた気がしました。
Q. How would you describe what you did today?
ANDY RODDICK: I lost.
でもAndyは、ただ負けただけじゃないと思う。
過去数年の彼の軌跡を思えば、
いじらしいくらい努力のあとの滲み出ているテニスに、
心を動かされた人は、たくさんいる。
数字に表されるRogerの勝利と同じくらい確かなことは、
彼ががんばったということ。
7年前に惚れたフォアハンドと同じように、
Andyのバックハンドを好きになります。
人って成長するんだね。
あのDown the lineを、いつまでも見ていたいと思う。
But, you know, I just keep going. You know, there's not another option.
素敵な試合をありがとうAndy。
You make me proud.
私も頑張る。Because there's not another option. パチパチする。