ONE VOICE

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6月17日: Masquerade

Music: Masquerade - Backstreet Boys

夏休みが近づいていて、Las Vegasに行って、
MimiちゃんとOの二人乗りブランコを見たいなと思ったりします。

あれを2人で見るのが私の世紀のデートプランだった。

それからPhantom of the Operaを見る。

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Masquaradeのシーンに登場するすべての人間を、二宮さんだと考える。

映画だとこちら

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恒例の席替えをします。

左に相葉さんと櫻井さんと大野さん。

右に末っ子のふたり。

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私の中で、落ち込んだ相葉さんというのは想像しやすいものがあります。
なぜなら彼は肺気胸になったときに、カメラの前で落ち込んだ。
一般的な人間に分かりやすい形で落ち込むのは相葉さんのような気がするのです。
肩を落として、俯いて、風に吹かれると髪がなびいて、おとなしくなる。

櫻井さんの落ち込み方はちょっと普通とは違う気がする。
雷に打たれた杉の木のような派手さでバリバリと倒れると、
雨が上がった後にそこから竹よりもまっすぐな何かが生まれてくる。
というのが私の妄想の中の櫻井さんの挫折の仕方。

大野さんの腐りかたは私の中では鉄板です。
イライラする。
自分の思ったとおりにいかないとすぐさま投げるのは東京FPのTsunamiで証明済みです。
だけどやりたいからやり続ける。
そして到達したら満足しておしまい。
酷い言い方をすれば完全な一人芝居です。
だけど大野さんの唯我独尊には崇高して余りある美しさがある。

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松本さんは、落ち込まないと思うのです。そもそも。
彼の内部での落ち込み具合が悔しさに勝ったら、彼はどこへも辿り着けないと思う。
悔しさで潤くんは、動き続ける。

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二宮さんは、まずどんなタイミングで落ち込むんだろう?
・・・。
彼は自分が落ち込むということを許したりするんだろうか。

落ち込んでいくその深みの距離を知り得ないということが、
二宮和也という謎に包まれたような気になる理由だと思う。
その水深を知らない。

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目に見えて理解できる彼の感情の動きや、
耳に聞こえる彼の興奮の度合いを、
最近は
それがニノから発信されるすべてで、それがニノのすべてなのだと思うことが、
難しくなくなってきた。

なんだかんだいって、
17歳は大人になっていって、
物事を隠したり偽ったりするのは楽になっていくはずだけど、
最近の二宮さんは
隠すべきものや、偽るべきものが減っているのかも知れない、と思わせる。

とても大きなポジティブな意味で、
努力が感じられない。

あるがままで、
それがすべて。

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落ち込んだりすることを自分に許せない繊細さが二宮さんの魅力だと思ったこともありました。
それはその時なりの真実で、本当は正解だったのかもしれないけれど、
今は、落ち込まない強さ、という
もうちょっと幹の太いものに変わってきている気がする。

どんなに斜めでも、
そこに裏のないその瞬間の正直具合。

今までもこれからもずっと、愛すべき存在だけど、
最近、
愛しやすくなった。

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最大の問題は、
その変化の理由が一体全体どこにあるのか、
その変化は具体的に彼の挙動のどこら辺に見受けられるのか、
明確なところが何一つ説明できないところにあります。

そこはあくまでもニノミヤ。

でも I love you.
なぜなら彼が誇りと愛情を持って嵐だから。

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不思議なことに、松本さんが私よりひとつ年上ということには疑問を抱かないのです。
だけど二宮さんには異様な対抗心が芽生える。私。

勝てるはずがないのですけど(爆笑)。

たぶん相葉さんに問答無用ですべてを明け渡す、前提の精神が似ているからかもしれない。
だってずるいんだもん。
幼馴染とか、無敵じゃん。

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私個人の、天邪鬼的好奇心の範囲で、
果たして相葉雅紀に出会わなかった二宮さんがどんな人間に今頃なっていたのか、
非常に興味をそそられる題材ではあります。

だけどそれは、嵐を愛さない相葉さん的な分量で推測の難しい事項で、
ここまできてしまうと、他の4人に出会ってようやくニノ、という感じもする。

他の人がなければ、出来上がらなかったもの。

そこまで自分の功績を手放さなければならないものに、ニノがなっているのだとしたら、
それは人間という大きなフィールドの上で素晴らしいものだと思うのです。

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お気づきかもしれませんが、だいぶ酔っ払っています。

とりあえず言いたいことは、
変化がないようで変化し続けている二宮さんが好きだということです。
嵐の中で、一番冒険をしないように見えて、一番変化がある人だというようにも思える。
矛盾するすべてを真実と認めてしまうまでの、大変壮大な航海をし続ける人。

お誕生日おめでとう。
幸せな27年目がおくれますように。

パチパチ。