ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

ちょっと心配です。

Jがその後よく電話をしてくるのですが、大丈夫みたいに振舞ってもやっぱり初の真剣な恋愛で結婚まで考えた相手にわけもわからずフられるのは辛いみたいで、今日は酔っ払って電話してきました。てか今もまた電話してきています。でも今はちょっと取りたくないので見過ごす自分。一応さっき電話して「もう寝るから~」と嘘ついたので、大変無礼ですが、何も知らない向こうは無礼だとは思わないでしょう。・・・ということでまたなんか自虐的になってしまう自分がイヤだー。はあ。どうしてこういうことになったかと言うとですね。
酔っ払った勢いか自分が求めているものや女性や将来についての想いをつらつら語っていた彼は、ふと「I've talked too much. I gotta let you talk. So tell me about yourself.」という私がこの世で一番嫌いなセリフを投げつけてきました。しかし最近私は、いい加減Defensiveになるのもやめなきゃと思い始めていたので、「I'm really bad at this. Why don't you ask me some questions and help me out a little bit」と言って、質問されたことに答えるという形式で自分について語ろうと思ったのです。しかし「tell me about where you are from」という最初の質問に、私は大変動揺しまして。知ってたら苦労しないよ、みたいな。というか一体何を聞かれていて何を答えたらいいのかよく分からなくてですね。え~とかう~とか10秒ほどうなった後「私はすごい田舎で育ったんだけど中学の時から寮に住み始めて・・・」という自分史みたいなものを語り始めたのです。そしたらJが「No no, that's not who you are, that's what you did. tell me about who you are, cmon now」と言い切るので、私は黙り込んでしまいました。・・・そんなこと言われても分からないんだってば。

結局その場は様々な事情から別の話になり、私はある意味救われたのですけど。私って一体なんなんでしょう? というかこういうこと聞かれて人って普通に「自分が誰か」ということを話せるものなんでしょうか。自分でもよく分からないのですが、私が一番悩んでいるのは「I like you cuz you know who you are」と言われるのに、自分には分かっていないというギャップなんでしょうか? それともただ単に自分のことを話すのが怖いだけなんでしょうか? しばらく考えてみたのですが、私がホントに怖いのは自分が何を言い出してしまうか分からない、ということだと思うんです。
"But you don't wanna do that(talk about who you are), do you? You are terrified of what you might say"
これはGood Will Huntingという映画のあまりにも有名な湖脇のシーンの最後のセリフです。自分のことなのに、何がそんなに怖いのかと聞かれてしまえば終わりなのですが、私は相当に暗いところがあるし、被虐的なところもあれば、人としてそれってどうなの、みたいなことを平気で考えているところもあるし、そこ笑うところじゃないし、というところでくだらないと笑ってしまったりするわけです。そういう自分を口に出して確認したくないんです。どうしてそういう自分なのかを考えたくないんです。・・・多分。
こういうことを考えるたびにあたしは一生このまんまだろうかと大変不安になったり、ものすごく空っぽのような気がして、要するに大変欝っぽくなるんですが、人と話している間は普通に振舞えてしまうので、大したことないのかも知れません。夜が問題なので、2・3日ものすごく寝不足になったりするのですが、それもそのうち直るので、大騒ぎするほどのことでもないのかもしれません。でもこれを繰り返してもう5年くらいになるんです。最初の一年とLarryと付き合ってた夏が一番ひどかったんですが、それもある意味責任転嫁でLarryはあんまり関係ないのかも知れないし・・・。なんでこうなのかはよく分からないです。なので何かをするべきなのか、これは生きてると普通のことのなのかもよく分からないです。あぁもう、生きてるってめんどくさいですね^^;