ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Wimbledon

↑…何が起こったのか? 水を得た魚は網にかかるかの如し(笑)。

気が付けばもう明日は3回戦。
1回戦の感想を書こう書こうと思っているうちに2回戦も珍しいスコアで突破し、とりあえず第3シードの面目を保っている感じ。

何はともあれ1回戦は最悪でした。なんなのあれは? 唯一の救いと言えば相手のTipsarevicくんが(私と同い年かな?)かわいかったこと(笑)。決めるつもりならもっとスピード出るだろうお前、というような曖昧なフォアで、全豪のバクダティス戦で懲りたはずのカウンターをご丁寧にいただいて、バックのスライスはそりゃ確かに上手くなったけど、打ちゃあいいってもんじゃないんだぜというくらいに多用。しっかり打てよコラ! という、まったく歯がゆい。最初の1セット2セットは卓袱台でもひっくり返してやろうかと思いましたが、最後のほうで、ふと自分がAndy Roddickであることを思い出したのか、それなりのウィナーと、ありがちなひっぱたき過ぎでのアウトだったりと、らしいポイントの勝ち方と負け方ができるようになったのが救いでした。

解説者が口を揃えて、Andyは不調、スランプ、攻撃的じゃない、闘志が感じられない、原点に戻るべきだ、ナドナド、言いたい批判を言いたい放題のたまっているのが、近頃だんだん不愉快になってきたのですが、唯一心から同感したアドバイスが"He's gotta get some Andy-Roddick-attitude going"で、まったくその通りだと思います。もっと不遜な態度をとったっていいと思う。もっと思い通りに行かない時はムキーッとなっていいと思う。もっとガンガンいって、失敗すればいいと思う。2回戦は仕事の関係で見られなかったのですが、スコアや記事を読むと、これがかなり生かされてきているみたいで、安心しました。何よりもエラーが少なかったのが嬉しいし、ウィナーが多かったのもなお嬉しい。お兄さんコーチのJohnに"If you're gonna overdo something, overdo aggressiveness as opposed to passiveness"と言われたようで、ナイス兄! という感じです。良くぞ言ってくれました。年頭の記事で、負けるポイントも勝つポイントも、自分のやり方でプレイしたい、と言っていたのを、まるですっかり忘れてしまっていたような過去5ヶ月ほどでしたが、そろそろいい加減考えるのをやめて、本能の告げるままにボールを打ってりゃいいと思います。それだけの能力があると思う。というか、あると信じたい。毎回上手くいった次の日が危険日なので(笑)、兄の名言を忘れないよう、心に留めて挑んでもらいたいです。

久しぶりにいい顔してます↓ロゴでよく見えないけど(苦笑)。

明日はついにAndy対決です。Andy Murreyのテニスは実は私は見たことがないのですが、とりあえず今年San Joseで負けているので気がかりです。ところがMurreyのインタを見たらば、君はそんなに相手を褒め称えていいの? とこちらが不安になるくらいAndyをとてもヨイショしてくれていて、なんだか物凄く好感を持つ結果になってしまいました(苦笑)。
http://www.wimbledon.org/en_GB/news/interviews/2006-06-30/200606301151688734546.html
若いからか、それともただ単にエンリョしているだけなのか、とても謙虚でAndyをリスペクトしてくれているのが嬉しいです。ニコニコしながら次の対戦相手のインタを読んだのは初めてです(笑)。
ぜひ良い試合をして(which he said he would)Andy-Aのほうに勝ってもらえれば言う事無しです(笑)。

がんばれAndy!
とりあえずはらしいテニスをしてください。

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