ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

野球トーク

3日ほど前にLAであったドジャースv.マリナーズ戦を見てきました。そもそも行くと決めたのが試合開始の一時間前だったので、都心部の5時6時退社ラッシュ渋滞を考えると、むしろ試合が始まって一時間後についたのはラッキーだったのかも知れないです。駐車場に入るのに二人とも現金を持ち合わせておらず、しかもスタジアムもスタジアムで現金しか取らない、でもATMは近くにないという、なにそれ! 的なシステムで、危うく、やっと通過した渋滞を逆走して帰ってこなくてはいけないのだろうか、むしろそんなことしてたら試合終わっちゃうよという事態に陥ったのですが、車のあちこちをひっくり返して、小銭たくさん合わせて何とか10ドルやりくりしました(笑)。

試合はすでに4回くらいで、そのときまではマリナーズが2-0でリードしていたので、試合会場はすでに結構反撃モードが漂っていました。私はもともとLAの人間ではないし(どっちかって言うとOC寄り)、しかもなんだかんだ言ってやっぱり日本人でありますから(笑)、ドジャースファンでいっぱいのスタンドで一人裏切り者をやってきました(笑)。ところが私達がついた途端に先発がつかまり始め、しかも後続も立ち上がる前にバカバカ打たれてしまい、あれよあれよと言う間に逆転。しかもマリナーズ打線はあんた達一体どうやって2点取ったの?という不甲斐なさで、これはいけそうかも! となるたびに、城島が見事に併殺に倒れてくれたり(×2)イチローはゴロ量産だったり、良いところなし。それなりに見所だったのはバッターではなくキャッチャー城島で、席が遠かったのでリードはよく見えませんでしたが、下手投げでバビュンとファーストまで投げた牽制球は、刺せなかったけれど、意表を付かれたランナーをビビらせるのに十分なスピードでした。

実は私は日本にいたときは超が付くほどの甲子園バカで、春も夏も、朝から晩までテレビに釘付けでした。受験の時も勉強せずに朝からNHKと教育テレビを行ったり来たりしていたくらいなので、かなりの筋金入りです。もともとはあだち充から入ったのですが、松坂世代とそのひとつ下で完璧に現実甲子園とも恋におち、いつか絶対に甲子園に生のドラマを見に行くのが、実は一生のうちで一番叶えたい夢だったり(笑)。アメリカに来てからは結果をたまにチェックするくらいですが、やっぱり誰がチームにいるのかとか、そのチームのキャラクターが分からないとお気に入りを見つけるのも難しいものがあります。

プロもよく見ていましたが、やっぱりトーナメントで一発勝負、最後の夏、というお膳立てに匹敵するものはなく、同じ野球でも違いは大きいと思います。なので、選手の名前とかはメジャーどころしか分かりませんでした。アメリカにはもちろん高校野球などなく(一概に言って学生スポーツは大学が主)最近野球に飢えています。メジャーもそこまで面白いと思ったことはないのですが、やっぱり見に行くとのめり込んでしまいますので、結局は野球というスポーツが好きなんだと思います。

野球関係の英語はしかし分かりません。これはテニスを見始めたときもそうだったので、そのうち慣れて普通に喋れるようになるんだと思うんですが、現在は自分の不甲斐なさというか、日本語だったらまくし立てて盛り上がれるところで言葉に詰まるのが非常に悔しいです。三塁線とか、二遊間とか、ライナー、ゴロ、といった一般用語から、ポッテンヒット、暴投、押し出し、防御率、打率、盗塁、得点圏打率、云々かんぬん、分からない単語が多すぎて、喋るのも面倒くさいといった感じです。精進あるのみ。がんばります。