ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

愚痴

院にいけなかったら仕事を探すらしかった
仕事が見つからなかったら日本に行くらしかった

期限は刻一刻と近づいてくるし
いつまでももたもたしてたのは向こうのほうだし
そのくせ無駄な時間を過ごしたくないとかほざくし
きみを置いて行きたくないとかぶちぶち言うし

日本に行くなら今月末から一年だよ
ひょっとしたらもちょっと長いかも
あたしはそんなに待つのは嫌。
ホントに切羽詰ると
あたし結構何しでかすか分からんし
そんなときに地球の反対側からえっちらおっちら来るの期待して待つくらいなら
そんなんいないほうがマシ

行くんだったらさっさとそう言って欲しい
心の準備ってものがあるしさ
いなくなると分かってて寄りかかっていけるほど
あたしは特攻精神に恵まれてなくてさ

いなくなるのは理解できるし
それはきっと凄く寂しいことだろうとも思うけれど
それを回避するための努力をもっとできただろうと怒り出すこともできるけど
けどそれは今更意味がないし
泣いたってわめいたって別に何が変わるって訳でもないし

行きたくないって気持ちも分かるよ
分かるけど
行って欲しくないってそれなりに思う乙女な自分の気持ちだってあるわけで
でもそれ言って余計に行きたくないと思いながら行くのも嫌だろうし
かと言ってそれで行くのやめられたりとかしたらこの上なく幻滅だし
じゃぁあたしに一体全体どうしろと

審判の時を待ってるのは
あんただけじゃないんだ
でもあんたには物事を変える力があったし
それを使ったり使わなかったり
のちのち
後悔する事もできるし
教訓にして生かす事だってできるだろう
でもあたしにできるのは
ただ黙って指をくわえて判決を待つだけ
ちょっと祈ってみたりするだけ

置いてきぼりをくらうのはあたしだ
新しい国と新しい言葉と新しい人たちにもまれて
怒涛の日々を送るだろうあんたと違って
何も変わらない日常を背景に
きっとあんたがいないということだけが
酷くくっきりと分かったりするんだよ
そしてあたしは乙女ちっくに失恋ソングで泣いたりして
またちょっとおかしくなって
日付が分かんなかったり昨日が思い出せなかったり
息ができなかったり引っかき傷が増えたり
変な男について行っちゃったりするんだ
(えへ。実はこう見えて切羽詰るといろいろ凄いことする。あ、でもコトには至ってないのでご心配なく(笑))

まだ行くと決まったわけじゃないけどね
でも人っていつかいなくなるんだなぁと確認すると
なんだか一緒にいる意味ってホントにあるんかいなと思って
お付き合いってちょっとくだらないと笑いながら
一人にしないでって泣きたくなる