ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Up Close and Personal

Oh everyone believes
In how they think it oughta be
Oh everyone believes
And they're not going easily

そうさ誰にだって信念はある
物事がどうあるべきか
そうさ誰にだって信じることはある
そして誰もそう簡単にあきらめたりはしない

(中略)

We're never gonna win the world
We're never gonna stop the war
We're never gonna beat this
If belief is what we're fighting for

世界をものにすることなんて出来ない
戦争をとめることなんて出来ない
僕らに勝ち目なんてない
信念のために戦っていたのでは

Music: Belief - John Mayer

"Don't take it personal." という気休め文句があります。
友人の犬が、やたらと自分に吠え掛かってきたり、お店の店員さんが自分に対して物凄く態度が悪かったり、あと一秒くらい待ってくれれば乗れるはずだった電車のドアが、自分の目の前で閉じていったり、そういうときに、「いつもこうなのよ」「誰に対してもこうなのよ」「悪気はないの」「あなたが悪いわけじゃないの」「あなたを嫌いなわけじゃないの」と言う意味で、Don't take it personal. と言うのです。

近頃、ご近所さん徘徊や、ネットサーフィンをしていて、ブログってそんなに息を詰めて書くものなのかなぁ、と思うのですが。最近なんだか多いよね? 英語圏でもそうなんだよなぁ。
どうしてなんだろう。

先日、うちのオフィスの前を、おばさんが歩いていました。
ふいに方向を変えた彼女は、後ろから来ていた自転車と軽く接触。危うく激突。
自転車の男性が走り去ろうとしたところ、
おばさんは彼の背中を指差して聞くに堪えない悪口雑言を白昼堂々並びたてました。
それに引き戻されるようにUターンしてきた男性は、
おばさんの目の前に、「キッ」と音を立てて自転車を止めると、
右手で思い切りおばさんの頬をひっぱたき、
そのまま走り去りました。

唖然。

もう一生めぐり合わないのだと腹を括ってしまえば、人間思い切りのいいことなんていくらでも出来るのだと思う。自分は好かれなくてもいいのだと、腰を据えてしまえば、いくらだって辛辣なことが言える。相手にどう思われようと自分の価値は傷ついたりしないのだと思い定めてしまえば、いくらだって傲慢になれる。
そして走り去ればいい。
残るものは頬をひっぱたかれたおばさんだけなのです。
そして彼女だって確かに悪い。

Personalという単語には、似ているようで違う意味がふたつあります。
Personal: adj.> 一個人の、個人的な、私的な、主観的な、一身上の。
ブログで自分が発信しようとしているものは、非常にPersonalなもので、とても丸裸のまま全世界の皆さんの目に曝されている、一身上の、独断と偏見で書いた、個人的な意見と考えと想いの丈です。It is something very personal.
Personal: adj.> 個人攻撃の。個人に宛てた。
だけれどそれは、顔も名前も背景も知らない、不特定多数の人数に対して書かれたもので、個人に宛てたものではないし、個人的に攻撃するつもりで書いたものではないのです。It is nothing personal.

そこにブログという生き物の、とても矛盾した性質があるのだと思う。
Personalだけど、Personalじゃない。

独り言を馬鹿でかい声で全世界に発信していることを思えば、ブロガーさんは誰が何を言ってきても、驚いてはいけないのかもしれないのです。それは分かります。結局のところ、受け取り方は自由ですもの。People can take it personal if they really wanted to. だけれど読み手が、その読み手さんの個人的な想うところをお返事する時、それはブロガー個人に対して宛てられたものであって、それはどちらの意味でもPersonal以外のなにものでもないのです。傷つけようと思えば、いくらだって狙い済ました攻撃が出来る。We, bloggers, cannot NOT take it personal. ブログを通じて知り合った同士ではあっても、交流に際してブロガーさんは読者さんと比べて、その攻撃に対する無防備さにおいて、とても不利なのだと思うのです。それは私がブログを持っているから思うことなのかも分からないけれど、そこには確かな違いがある。

こんなことを突然書くと、まるで私に何かがあったみたいですが(苦笑)、そんなことはないのです^^ 遊びに来てくださっている方、みなさまいつも応援してくださって、本当にありがとう。だけど遊びに行かせていただいているサイトさんが、ふとつぶやいた独り言の波紋で、懐に飛び込まれて、個人的に、とても個人的に、攻撃されているのを見ていると、明日はわが身か、と思わずにはいられなかったりします。そういうマナーをお持ちの方も、やっぱりたくさんいらっしゃる。それでちょっと思ったことをいいたかったのです。

今日の気分や、人生の見方や、人の応援の仕方や、ブログのあり方や、最終的な正しさというのは人それぞれに違っていて、それはどのように怒鳴りあっても、どのように話し合っても、分かり合えないときがある。だけれどそれは悲しいことではないと思うんです。だからブロガーの書くPersonal opinionに傷ついたり、腹を立てたりすることはないと思うのです。ブロガーのほうで書き方が悪い時もあるかもしれないけれど、指を突き刺して悪口雑言を並べる前に、進み出てほっぺたをひっぱたく前に、いつかまた、どこかでこの人と出会うかも分からないと、考えてみるのは大切だと思う。インターネットの世界でも、早まった言動によって傷つく自分の価値というのは、絶対にある。

・・・なんか凄い偉そうなことになっちゃった(苦笑)。
おかしいな、こんなはずではなかったんだけど。
だけど確かに今私が言いたいことの一つではあるので、偉そうなままあげます(苦笑)。
お許しあれ。
今後ともよろしくどうぞ^^

今後ともよろしくされる。パチパチする。

■2/1
みさっちゃんさん> 特集なんてやってくれたんですね^^ しかも確認できるなんて、なかなかいい修行を積んでるんじゃありませんか?(笑) 地方ってどこら辺が地方なのか分からないですが、2Dだったら結構な場所で公開するとかしないとか・・・(曖昧)。あの兄弟はだいぶ、かなり、思っている以上の運命があります(苦笑)。でもそれが分かるのはまだまだ先の話です。s1のうちはお気楽に楽しむのがいいですよ^^