ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

おもいで

とおくに見える朝日を
ぼくらは迎えにいった
はるかに見える夕日を
ぼくらは送りにいった
おだやかなまいにちを
ぼくらは過ごしていた

きみは言った
よるのあいだに
太陽はどこへ行くの?
ぼくらのねむっているあいだ
太陽はだれを照らすの?

ぼくは答えた
よるのあいだは
太陽もねむるんだ
ぼくらのねむっているあいだ
太陽はだれも照らしたりはしない

きみはすこし
あんしんしたようだった

ぼくはすこし
むねがいたかった

とおくに見える朝日を
ぼくらは迎えなかった
はるかに見える夕日を
ぼくらは送らなかった
おだやかなまいにちを
ぼくらは忘れていった

そんなしょうねん達に

太陽はかげをあたえた