ONE VOICE

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今日の出来事。 アメリカ英語とイギリス英語

今日は嬉しいことがありました。自慢ですが(笑)、SashaにRの発音うまくなったねと言われました。今まであんたの英語はうまいよと思い出したように言ってくれることはありましたが、全然関係のない話をしているときに発音を褒められたのは初めてで、しかもそれが宿敵のRと来ればこれは嬉しすぎます。正直なところ私は英語は上達している気はしてましたが、発音やイントネーションに関しては渡米以来Roxie道を貫いている気がして、あまり変化がないような気がしていました。なのでもう1年以上のお付き合いになる彼女にそんなコメントもらったらお世辞だとは思いますがRoxieさんは天にも昇る気持ちです(笑)。ちょっとまたこれからもがんばっていこうかしら的な気分になりました^^v

今日は再びSanta Monicaに遊びに出かけました。なぜこんなにしょっちゅう近いわけでもないのにSantaMonicaに言っているかというとSashaのご両親がお住まいだからです(笑)。LAのジャパニーズマーケットでDan(AnimeConvention(Jul.7参照)で出来た友達)達と一度合流し、店内をうろうろした後、今度はSashaのご両親とSantaMonicaで食事をし、その後またDan達と合流して夜のSantaMonicaをうろつきました。が、あんまりうろつく前にみんなで本屋に吸い込まれていってしまい、私はいつの間にやらDanにUS Historyのお助け勉強ブックを探してもらっていました(苦笑)。はじめはみんなで固まってうろうろしていたのですが、私とDanがFictionのセクションでどの本が面白いとかハリーポッターがどうとか話しているうちに迷子になってしまい、二人でCDを見たりなんだかんだしているうちに、DanおススメのHistoryのCliff's Note(Z会の要点本みたいなやつ)を探すことになりました。が、発見できず、いろいろ吟味してくれたのですが、簡単な単語で(情けない)分かりやすいUS History for DUMMIES(お馬鹿さんのためのアメリカ史)という本を買いました。これはかなり面白いので勉強できる(はず)。

ところでアメリカ英語とイギリス英語が違うというのは結構知られた話ですが、実はハリーポッターの最初の本「賢者の石」のタイトルは実は米と英で違います。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、本場イギリスバージョンは「Philosopher's stone」ですが、アメリカバージョンでは「Sorcerer's stone」になっています。Danに聞いたところによると、イギリスだと(Danの言った言葉を直訳すると頭のできの違うイギリス人は)Philosopher's stoneという言葉にまつわる話を知っている場合が多く、日本語でもそうですが「Philosopher's stone=賢者の石=錬金術関係の不思議を持つなんだかマジカルな石」というイメージを呼び覚ますことが可能ですが、アメリカだと(Danによると俺みたいな馬鹿で無知なアメリカ人は(注:彼はとっても知的です))Philosopher's stoneといわれてもPhilosopher=哲学というイメージしか沸かず、ハリーポッター物語となんら関係がなくなってしまうので、Sorcererという魔法・魔術に関係のある言葉を持ってきて分かりやすくしたんだそうです。前に、イギリスの本はセリフとか言い回しがちょっと分かりにくいのでアメリカバージョンを出す時もある、なんて話を聞いたことはありましたが、まさか本のタイトルまで変えちゃうとは思いませんでした。ちなみに映画はアメリカでもPhilosopher'sのままで公開していたし、多分殆どの人がPhilosopher's Stoneと第一巻を言及していると思います(記憶の限り)。ちょっと面白かったのはDanが説明してくれている間に、イギリス英語をアメリカ英語に直すことを「Translate=翻訳」と言っていたことで、確かに意味を汲み取って違う言い回しにするのだから翻訳でも別に変じゃないのですが、私の中でTranslateは英語を日本語にするとかいった言語の構造を変えることをさす気がしていたので、なんか変な感じがしました。たとえて言うなら標準語を大阪弁に翻訳するといっているような感じです。そこまで大げさにしなくても、という気分になります。まぁ確かに英語を米語にするのだから違う言語だと考えてもいいのでしょうけど、私にとっては外国語であることに変わりはないわけで、そんなに細かいこと気にするなよ、という感じでした(笑)。