ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

SN: 4x03 In the Beginning

!Edited!
*何を思ったのか、書こうと思ってたことの半分くらいを忘れ去って投稿してしまいました(苦笑) ので書き足しました*


気付けば明日は木曜日ですよ。
なんてこった。金曜日には二宮さんドラマが始まってしまうがな。あまり興味がなかったはずなのに、黒背景に薄い冷たさで「犯人見つけてぶっ殺そうな」と言われて「そうでした、すみませんでした。」と平謝りしました。完敗。お手上げ。あのひとすげぇ。

ということでSNをまず追いかけます。追いつかねば。SNは魔王の時みたくまとめてエントリ出来ないので。なんでかって一回一回トーンが違いすぎるので。アメリカのドラマはそういう風にキャラクターで遊べる時間的余裕がある点で、日本のドラマと決定的に違います。Fillerというやつです。全体的なストーリーには特に関係がなく、謎も解けないし不思議も増えないし、進展もないけど、面白いエピソード。今回のエピソードはその正反対で、謎が解けすぎてもはや何も残らないのでは・・・と不安になるくらいの勢いでした。驚かせる。驚かせ続ける。SNらしいです。突き進む。どこまでも。

素敵なエピソードでした。何度でも開けて楽しめる玉手箱のようで、それでもやっぱり初めて開けたときの衝撃と痛みは圧巻で。"On November 2nd, 1983"では完全に張り倒されて苦しかったです。私はあのセリフを前からSpoilerで読んでいたのですが、平べったい紙切れに書かれた文字が、色彩を放ち奥行きをもって動き出したときの重みは、目の前に見ていて格段でした。実は、スクリプトを先に読んでから演技を見る、というのが私の人生の中で今回のあのシーンが初めてだったのです。単純に言うと、感嘆、としか言いようのない時間を過ごしました。息吹、という感じがした。暖かさと懇願と祈りと愛情と喪亡。Deanの想いの全ての詰められた大切な大切な玉手箱。段違い。ぶっちぎり。

ところでですが、Jensenね。
なぜあの人はあぁも上手くいいタイミングで涙がぽろりと零れ落ちるんでしょうね? あれさぁ・・・本人は狙って落としてるわけじゃないでしょう? 泣き始めとかは狙えると思うけど、雫の落ちるタイミングまでは流石にコントロールできない、と思うんです。・・・思ってたんです。この人に出会うまでは(苦笑)。今回も然り、Heartのときも早すぎず遅すぎずだったし、All Heart Breaks Loose pt2でBobbyを遠のけて、独り椅子を握りしめて零した涙もそうだったし、 "and for that I'm sorry"と言った直後に涙が頬を伝ったときは発狂するかと思いました。なんていうかズルイ。物凄く負けた気分です。毎回アレをやられるたんびにたまらない気持ちにさせられる自分が悔しいです。ついつい持っていかれてしまう。冷静な自分を毎度毎度なんでもないことのように涙ひとつでコケにしてくれるJensenが非常に素晴らしく非常に憎たらしくてたまりません。

このエピソードが紡ぎだす糸を、Supernaturalというシリーズ全体に当てて見ると、遠く離れてなお深く絡みあっているのは2005年に放映されたPilotだったりします。開始10分のSamのセリフ"Do you think Mom would have wanted it for us?"が、いつかはNEVERと返答されるものであるとは思いもよりませんでした。HomeのときのMaryの"I'm sorry"はシリーズがキャンセルされなければ確実に答えの用意されている明確な複線だったけれども、まさかそんな! という感じ。だから余計に哀しかったし、Deanが不憫でなりませんでした。

Samuelを演じた役者さんはX-Filesで有名な方だそうですが、私は何より、この人がYEDになったときの喋り方があまりにもJohn Winchester@YEDに似すぎていて、そっちのほうが恐ろしかったです。喋り方で言えば、歴代のYEDは皆さま素晴らしい役者さんでいらっしゃるので、全員共通してると思うんだけど、今回のYEDとDavil's TrapのYEDは異様に似すぎていて、それこそ気味が悪かったです。ところでYEDと言えば、私はてっきり、契約のときにKissをしないといけないのはCrossroadのREDだけかと思ってたんですが、YEDもするの? ・・・ということはs2e1で、JohnとYEDに乗っ取られた清掃員のおじさんも・・・契約ということで禁断のxxを交わしたってことですか?(爆笑) 考えたくない! Slash大好きだけどそれはさすがに見たくない!(爆)

しかしこのエピソードで何が一番驚いたかって、SamよりもImpalaのほうが出番が多かったってことですよね(笑)。そしてSamのセリフよりも、Imapalaのエンジン音のほうが長かった(爆)。反撃エピソードがいつになるのか分かりませんが、とても楽しみです。Born Under A Bad SignのEvil!SamはFriggin HOT!でした。あのときのJaredは本当に楽しそうでしたよね。ああいうのが見たい。楽しみです。

最後に戻ってきてからDeanは毎回寝てるよね、ということだけ言いたいので言っておきます(笑)。彼は寝顔が美しくあどけなさすぎるので、見ていて目のやり場に困るんですよね(苦笑)。

パチパチする