ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

Snuggling with a pillow

Music: Sweet Dreams - Beyonce

忙しすぎる一週間でした。
7年ぶりのサクラの下を
月の側に明るく光る火星を見ながら帰る真夜中。

来週もまだまだ怒涛。
でもこれくらい忙しくてちょうどいい。

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NYのとき働いていた会社には、
私がいまどこでお世話になっているかは言っていなかったのです。

すてきな機会をいただきました、
大変お世話になりました、
以上。

という、私なりに礼を尽くした決別をしたつもりだったのね。

もう顔も見たくないし、
声も聞きたくないし、
その名前が呼ばれるのも我慢できない。

だけど世の中ってのは狭いね。

以前うちのお偉いさんだったという方が、
いまそこでお仕事をされているそうで。

「あなたはNYで働いていたそうだね、わがままなあの人のもとで大変だったでしょう」

oh, no, don't tell me that now?

すでに30人分の研究業績を編集して5時間すぎ、
締め切りに間に合わなくてテンパリ気味の私に、
その不意打ちはないよ。
何も知らないくせに、そんな切り口でそんな話をしないで。

私の隣に座っている何でもできちゃうスーパーな先輩は、
競馬が大好きで、
家で自分で作っちゃうくらいビールが大好物で、
自分では絶対に言わないんだけど、
実はトーダイのホーガク卒だというなかなかな人なのです。
謎で掴みどころがなくて、非常にくだらない。
かっこいい。

昼休みにたまたま彼が席に残っていたので、

もーダメかも~!
と机に突っ伏してみたら、

なに、どうしたの

と振ってくれたから、
早口にならないように、
大きな声にならないように、
言葉に気をつけて、言えることを言った。

せっかく上手く逃げたと思ったのに。
なんでばれちゃうんだよ。

なんか自分が物凄くがたがたしている気がして、
面白くてずっと笑っていた。

せっかくもらったボーナスも、
ビザのお金で羽ばたいて行っちゃいました。
いやー人生何があるか分からない。

一緒に笑ってくれるそのタイミングがさすがスーパーな先輩で、
ホッとする。

「何があるか分かんないけど、そうそうあることじゃないよね。たくましいね」

ありがとう。
ちょっと幸せになった。

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その夜、
研究員の方が本部へ移動になるので、
送別会へ行った。

①の同じ課のMさんが、
会議の関係で滅多に着ないスーツでその日は出社していて、
たまたま目の前に座り、
たまたま暑いので上着を脱ぎ、
たまたま真っ白なシャツで、
ノーネクタイで、
カフスのボタンを外して、
気を使って口元で笑いながらタバコを吸う。

外見によらずとてもお酒に弱い彼は、
すぐに酔って、笑顔になってえくぼ全開。
目尻に皺を寄せて笑いながら、
目配せをしては私にビールを注いでくれたりする。

もう泣きそう。

Oh my heart.

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最近Mさんが仲良くしてくれる。

突然課のみんなで飲みに行こうという話を振ってくれて
(結局みんな忙しくて出席率が5割だったけど)
私も遅れたので、メールでいまから行きます、と打ったら、
返信で、
ハートの絵文字が送られてきた。
しかもそれだけ。

急ぎ足の道中、小雨の中でじたばたした。

帰りは別れた直後に
忙しいのに来てくれてありがとう
とメールをくれる。

大人ですてき。
そしてHe is in love with someone else.

結婚されているので私は楽です。
好きなように好きになれる。
だけど好きなようには好かれないんだよ。
そこが仲良くなると大きくて痛い。

He is messing with my head.
But I can't let him mess with my heart.

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今日はお天気もよかったからいろいろやろうと思ったんだけど、
新しく買ったカウチに座ってDVDを見出したら動けなくなって、
こんな時間です。
いまからSNの新しいEpisodeを見る。

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高橋くんおめでとう。

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明日はなにをしようかな。

パチパチ