ONE VOICE

     * ONE LOVE + ONE LIFE + ONE VOICE *        笑っていれば、イイコトあるよ  

I heard your heart say love love love.

Music: Love, Love, Love - Avalanche City

ロンドンへ向かう列車の中です(書き始めた時は)。
大学のある場所はロンドンから
電車で2時間くらい左斜め上にあります。

今日は雹が降ったみたいです。
おうちでぐだぐだしているところだったので
気付かなかったけど。

比較的晴れの日は多いです。
思っていたよりも億劫な天気ではない。

大学院は1年間なので、
普通に考えると就職活動の時期です。

行きたい先はきっと学生に戻る前に決まっていることが前提で
それを実現するための期間が今なんだろう、
と思わせるスケジュール。
でも学校にいる間に勉強しているのは
人気のセオリーや偉人の考え方で、
私が日本でやっていた日常作業に還元するのは難しいなって思う。

読み解けない日常が混乱をきたすから
解読方法を学びに来たというつもりだったけれど、
やり方はたくさんあって
正しさはどこにもない
という結論があるということだけが分かりつつある。
そんな学生生活。

自分がそれぞれの解決方法についてどう思うか
という質問をされることが多いけど、
究極私は解決したいわけではなくて、
解決できなくても大丈夫だよ
という保証が欲しかったのだ。
ということも分かり始めた。

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全てを分かることができない
全てを知ることができない

それだけを分かり切った世界で
少しでも多くを知ろうとする努力を
私は無駄だと思っている。

だけど無駄じゃない
無駄なんか何一つない
と思って努力する人の方が格好いい。

格好良くなりたい。

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日本でお世話になっていたところに
今もバイトでお世話になっていて
そして学校が終わったらロンドンはどうかな
という選択肢をいただいている。

選択肢というか
そういう話がある。
そういう未来。可能性。扉。

思ったより飛びつけない自分がいる。

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負け:安易な選択肢を取った。
負け:新しい何かに挑戦しなかった。
負け:戦って勝ち取らなかった。
負け:出戻り。元の木阿弥。

一つを選ぶことで選べなくなる
無限の他の可能性に心を惹かれる部分もある。

今は、一つが手で触れる形であるけど、
その他の何かは、見分けがつかない
なんとない集団でぼやけた光を放っている。

だからその光に目をつぶって、
目の前の確かなものに手を伸ばすことが
何か敗北のように思える。

本当にこれを選択しないと、
ロンドンには残れないだろうか?
私はそもそもロンドンに残りたいんだろうか?

そうではなければ
どこでなにがしたいんだろう。

あなたが欲しい、と言われて
その人たちが認めてくれている自分の価値を
盲目に信じることができたら、
私は素直にこの道を歩ける
のかな?

後悔しない理由は
先には探せないものなのだろうか。

ここまでやったら
もう後悔しない
という線が、昔は見えた気がする。

だけどね、後悔というものは
しないと決めたらしなくてすむものだとも私は思っている。
後悔しなければいい。

昔のエントリを読み返していて、
この記事 ←を読んで、
なんだか元気になった。

A beautiful life.
それは、まだ実現ができるもののようだ。
そのようだ。
実現できる。
そう信じる。

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ロンドンでお仕事することになるかもしれないよ。
2003年 California
2008年 New York
2009年 Tokyo
2014年 London
こうなったらちょっとすごいね。
そうなるなんて思わなかったよね。

細かいことを気にしすぎないで、
ありがたいことをありがたいと思えるように
幸せなことを幸せだと思えるように
小さなことを大事に気にかけていこう。

だいじにしよう。
こういう出会いはそうあるものではないんだ。
こういう声が、そう聞こえてくるものではないんだ。

ぱちぱち